毎日ではないけど・・・

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2001年8月31日 金曜日 0:42:00
 友樹、夏休みももう終わりだよ!宿題は終わった? ウチの前の道路は小学校の通学路になっているから、またにぎやかになるね。 昨日も友樹宛に専門学校の案内状が届いたよ・・・。寂しくて、悲しくてやりきれなくても、HPを見たたくさんの方が励ましてくださるから、頑張るからね・・・


2001年8月25日 土曜日 23:17:16
 かおりさんありがとうございます。 子育てって難しいですね。 「これで良い」 なんて結論はないのでしょうけれど・・・。最近 『幼児虐待』 等のニュースを耳にするたび、大人になりきれていないまま親になり、その為に犠牲になる子供たちがかわいそうでなりません。 殺されるために生まれてきたのではないはずなのに・・・

 板倉の親たちは、とりあえず命日やお盆には来ました。しかし主犯格の北川辺町の親たち・加害少年は、命日にもお盆にも来ませんでした。だけはまだ少年院にいるようですが、他の...は社会復帰しています。は4月初旬に、は 5/23 に出てきたようです。当時 18 才で、主に金属バットを使って暴行を振るっていたが、なぜよりも早く少年院を出られたのか、謝罪にも来ないということは反省しているとは思えません。からはまだ何の連絡もありません。 保護監察官・保護司はどんな教育をしているのか、直接会って聞きたい思いです。


2001年8月21日 火曜日 3:20:18
 お盆中帰ってきていた娘をアパートに送ってきました。せっかく帰ってきてくれていたのに、お盆中来客の接待やらであまりかまってあげられなかったのがかわいそうでした。 加害者側の人間が来ている時など、二階の自室に閉じこもっていました。 娘自身、加害者の顔を見るのもイヤなのでしょう。
帰り際友樹にお線香をあげて、しばらくの間手を合わせていました・・・

エリコさんありがとうございます。「JOURNEY」 という曲、探して聴いてみたいと思います。


2001年8月20日 月曜日 0:37:40
 19日で、座間での 「生命のメッセージ展」 が終了しました。 私も朝から行って受付など手伝わせていただきました。 お手伝いをさせていただいて、「参加している」 という実感が持てました。テレビのニュースで取り上げられたお陰で、たくさんの方に来ていただいたようです。
次回は、10月に大阪・奈良で開催の予定だそうです。また詳しいことが判り次第、お知らせしたいと思います。


2001年8月15日 水曜日 23:56:36
 夜になって板倉町の、E.F.G.が3人でお線香をあげに来た、F.G.は日記を持参してきた。日記の内容は 「今日も仕事に行った」 など、簡単なものだったが一応約束を守ろうとする姿勢はみえる。

 watashiさんの疑問点を私なりに考えてみました。
@友樹が無抵抗だったのはなぜだろう?
 少なくとも友樹は暴走族ではありません、暴走族ではなかったため彼らの掟みたいなものを全然知らなかった。 友樹は内向的でおとなしい性格でした。呼び出された時、金属バットを持った彼らに 『抵抗しても無駄』 と判断したのか、『怖くて何もできず、されるがまま』 だったのか今となっては判りません。
A少年の供述から・・・
 友樹は小学校の体育館の壁際に正座させられ金属バットで頭を何回も殴られ、顔を蹴り上げられ後頭部を壁にぶつけ跳ね返ってきた顔をまた蹴り上げられるという暴行を繰り返しされています。司法解剖の報告書にもあるように広範囲にくも膜下出血があり、「このくも膜下出血量は、直ちに死亡するような量ではないが、本件では脳腫脹を出現しており、本屍をして意識障害を起こす程度のものであったことは間違いなく、それに伴う二次的全身状態の低下があったことも確かである。」 とあります。 小学校での暴行で、すでにくも膜下出血が起こっていたと考えられ、ゲートボール場ではかなりの意識障害や自分で立っていられない程の全身状態の低下があったものと推測されます。 そんな意識障害のある中、質問されたことに対して 『きちんと敬語で答える』 という方がムリな状態だったのではないかと思います。

 確かに呼び出された時に、「ごめんなさい」 「ごめんなさい」 とひたすら謝っていたら、殺されなかったかもしれません。 『こびなかった』 わけでもなく、『そういう世界(暴走族の世界?)のルールをちゃんとわかっていて、守った』 のでも 『プライドを持っていた』 のでもありません。 「おとなしすぎて、怖くて、調子よく振舞えなかった」 ように私は感じます。それは私のしつけが至らなかったのかもしれませんが・・・


2001年8月14日 火曜日 2:05:25
 お盆に月命日、重なって余計切ない。
9日にの母親、12日にI.の母親が線香をあげに来た、12日には高校の担任だった先生も来てくださった。 板倉の母親たちは、一応来たけれど、「いたずら電話に困っている」 などまるで私が電話を掛けさせているような口ぶりで、困っていると訴えていた。
昨夜 ( 13日 ) はが日記を持って一人で来た、昨年12月に20才になり保護観察も取れたは、それでも加害少年の中では一番反省の色も見え、事件についても真剣に受け止めているように感じる。「自分に手伝えることがあれば大掃除でも何でも言いつけてください」 と言ってくれた。
M.君にも来てもらった、事件に関することで聞きたいことがあり夜遅い時間だったが来てくれた。
数日前の新聞に、北川辺町でまた少年事件があり少年3人が逮捕されたとあった。 逮捕された3人は、友樹が5月13日の夕方 I.少年らにセブンイレブンに呼び出された際、 I.少年と一緒にいた友樹と同じ学年の少年たちらしい。


2001年8月11日 土曜日 23:56:16
 今日から座間で開催されている、「生命のメッセージ展」 に行ってきました。
飲酒運転などによる交通事故で亡くなった方々、いじめから自殺した子供たち、暴力で命を奪われた方々の人型が無言で理不尽を訴えていました。
友樹には、アレンジフラワーと好きだったコーラなど持って行きました。 友樹の人型の前で足を止めて、写真や事件概要などを真剣に読んでくださっている方がたくさんいました。 報道関係者も何社かテレビカメラを持って来ていましたが、そのような報道関係者が取り上げるのは、やはり著名事件の方々でした。


2001年8月10日 金曜日 21:06:21
 タカさんありがとう、友樹の優しさ、皆さんの優しさ、決して忘れません。
もうすぐお盆、友樹が帰ってきてくれます。姿も見えない、声も聞こえないけれど、友樹はいつも私の側にいてくれていると感じています。 それでも寂しくなってしまうけれど・・・


2001年8月9日 木曜日 2:00:42
 皆さん、いつも励ましていただきありがとうございます。
さん、当日友樹は厚手のジーパンをはいていました。ジーパンの膝の部分に擦り切れた跡はなく、疑問点の一つです。 解剖をしてくださった先生によれば、「引きずったときにできた傷ではないか」 と仰っていますが、加害少年たちに聞いてもズボン等を脱がせたのは暴行し終わったあとで、脱がせてからは移動させていないと言っています。

『左右とも第 4趾は第3節以降が短縮している。』
このことは、生まれつき友樹の足の第 4趾 ( 手でいえば、薬指 ) が小指と同じ大きさなのです。ですから遺体確認の際、ビニールシートから出ていた 『足』 だけで、悲しいことに友樹だと判ってしまいました。

『死後硬直について』
私も他の大学病院の法医学教室の先生から、普通は死後 2〜3 時間後に死後硬直が始まると聞いていました。 その事を加須警察の向井副署長にも言ったのですが、「死後1時間で硬直が始まるケースもある」 と言われました。 「友樹の時の、気温やその他の状況下でも1時間で硬直が始まるのですか?」 の問いには曖昧な返答をしています。 「何時に亡くなったのかは大した問題ではない」 という発言や 「死後経過時間」 を鑑定項目から削除されていたことについても「普通はそのようなことはない」 と、口頭ではありますが、現・警察庁犯罪被害者対策室長の安田氏や大阪府警犯罪被害者対策室長の清水氏も仰っていました。

 焼肉魔王さんが 「刑法を変えたところですべてが解決するほど簡単な問題ではありませんが」 と仰るとおりですが、やはり刑法から変えていかないといけない問題点が多々あると思います。これからも協力していただければ幸いです。


2001年8月6日 月曜日 23:59:05
 昨日 ( 5 日) 「犯罪被害者の会」 『関西の集い』 に行ってきました。
元検事・現在弁護士の方が来てくださり、検察の仕組みや検事の仕事について私たちの質問に答えてくださいました。午後からは大谷昭宏さんが来てくださり、マスコミの人間として被害者との関わりや、少年法のあり方など、話し合いがありました。皆さんボランティアで来てくださり、真剣に私たち被害者の気持ちを聞いてくださったり、ご自分の考えを言ってくださいます。
突然被害者・遺族となった私たちは法律に詳しいわけでもなく、法曹界の仕組みなども理解できないことばかりです。色々な方がボランティアで来てくださり、大変勉強になります。少しづつ勉強しながら、現在の法律の矛盾点を洗い出し、法改正を訴えていこうとしています。

今日、姫路地裁で行われた 「少年10人に集団暴行され殺された方」 の民事訴訟の応援傍聴に行って、帰って来ました。


2001年8月3日 金曜日 1:09:08
 「生命 ( いのち ) のメッセージ展」のお知らせ

日時 2001.8/11日(土)〜19日(日) Am10:00〜Pm6:00 
『13日(月)は休館、最終日は〜Pm5:00』
場所 座間市民文化会館 ハーモニーホール座間1Fギャラリー
神奈川県座間市緑ヶ丘1−1−2  TEL:046-255-1100
アクセス 徒歩:小田急線相武台駅徒歩15分、座間市役所隣り
バス:神奈中「市役所・谷戸山公園」 または 「市役所入口」 下車
駐車場完備  
問い合わせ 「生命のメッセージ展」 実行委員会 TEL/FAX:046-251-6460
人が暴力的に生命を奪われることなく、せいいっぱい生きることができる社会を夢見ています。
戦争はない、殺戮はない、犯罪はない、被害者は生まれない世界。
人は自然の摂理で生まれ、老い、自然に死んでいく。こんな当たり前のことを『夢』と語るのが悲しくもあります。
しかし現実には、多くの生命が犯罪や社会の理不尽のもとに生命を断ち切られています。
ひとつとして忘れることのできる命はありません。
メインの展示は、ひとりひとりの等身大の人型と彼らの遺品の『靴』。
靴は彼らの足跡=生きた象徴です。
人型にはひとりひとりの素顔やメッセージを添えます。多くの人々が現実を知り、生命の重さを考えてもらうために、日本全国〜世界各地へと拡げていきたいと願っています。
「生命のメッセージ展」は、暴力的に生命を断ち切られた彼らへのレクイエムであり、私たちの反省であり、夢への道しるべです。(ポスターより一部抜粋)

今回、友樹の人型も作っていただきました。
『靴』 は、高校に入学したとき通学用に購入したものです。
一ヶ月足らずしか履いていない靴、ボロボロになるまで履いてほしかった・・・

皆さん、お時間の都合のつく方はぜひ行ってみて下さい。
私も人型の友樹に会いに行くつもりです。