最近日課のようにこのHPを訪れております
飯島さんそっちのけのようなバトルも展開されているようですが飽くまでこのHPは
ニュートラルゾーンであってほしいものです
いろんな意見があっていいじゃないですか
飯田啓子さんがんばって
とわたしは感じましたし志田さんの意見もなかなか共感するものがありました。

少年法の改正が犯罪抑止に効果があるかどうかの議論はさておいて被害者の権利を
もっと公平にするべきは全員一致のことと思います。こんな極悪非道なことをやった
奴の今後とこんなことをくりかえさないことの議論は比較的論じやすいのですが志田
さんや飯田さんにみるような意見にドラスティックな決断を思っていられるむきには
少しなまぬるい、一般論的に響くのかなと思いました。

しかしやはり車の両輪のようにどちらも必要なものだと思います。
そこで敢えて生ぬるい方の意見を書いてみたくなったので失礼いたします

動物王国のムツゴロウさんが言ってたことだけど
犬は集団になりある一匹が攻撃モードに入ると連鎖反応がおこり手がつけられなくな
る、また子犬の頃に挨拶行為(お互いの臭いをかぐ)がないと威嚇をくりかえすと
確かに飼い主が喧嘩をさせないように他の犬を近づけないようにすると知らない犬が
通る度に吠え付く、恐らく生涯くりかえすことだろう
飼い主がちゃんと躾をしていないことと犬の習性を知らない飼い主からくるトラブル
ですね

最近人間もこんな風になってきているのではないだろうかと思うのです
小さいうちはお母さんに守ってもらい、お母さんのいうことはよく聴くけど嫌なこと
はきかない。ちゃんと躾ができていないとそのうちお母さん(飼い主)の手におえな
くなる

人に比べ犬は素直だし知能が低いから主従がはっきりしているしそう主従が逆転する
こともないがでも顔色をみたり家族のランク付けすることにはことのほか長けている
ちょっと甘い顔をすると付け入り、なし崩し的に欲求を満たそうとする
人間も子供の頃はあまり変わらないですね。

きっと人間は生まれたあとすぐに初期の学習単元がはじまり幾つかの遺伝子にスイッ
チを入れる作業があるのではと思います。
それは母乳を与えることかもしれない、添い寝してやることかもしれない、ときには
おしりをたたくことかもしれない、夫婦がいつも仲良くしていることかもしれない、
1分でもいいからお父さんが遊んでやることかもしれない
卵の殻を破って最初に触れた(スイッチオン)生き物を親と思う鳥のように人間も
次々と人間本来の行動プログラムのスイッチが入れられていくその過程で今の子供達
はどれかがオフのままなのでは、理屈抜きでしてはいけないこと、例えば人を殺すこ

虫は殺してもよくて何故人はだめなの?、魚や肉を食べるのは殺しているのとちがう
の?など思うことと、だからなんのためらいもなく殺してしまうような浅はかな行動
は躾だけの問題でなく前述のスイッチがオフのまんまというかなんらかの学習をバイ
パスしてしまって肉体だけ成長しているのではないだろうか

そしてこの単元を通過すると親以外の生き物との接し方を学ぶ
親の考えややり方にズレを感じ自分なりの考え方と折り合いをつけるかなり大切な単
元であり、人の出会いによってかなり運命を左右されるしこのときこそ親の品格がい
ちばん問われる時期でもある。ほとんどがこのあたりで人格が形成されるのではない
だろうか
かく言う私もこのあたりで失敗したような気がする
渉外べた、人見知りなどなど
敢えて人のせいにすると親の過保護、感情のまま怒りちらしていた母などと決してプ
ラスに作用していなかったように思う。
バランスのとれた躾や愛情がキーワードかもしれない

飯島様には私こそ当事者そっちのけで長々と書いてしまい失礼いたしました
今、このHPをご覧になっている小、中、高あたりの子さんを持つ親御さん、いざと
云うときは身体をはってでもおまえを守る、そのかわり人様に迷惑かけたら承知しな
いぞそんな親になってください、このHPを訪れるかたはどちらかと言えば教育熱心
な方でこんな事をいうことは不必要かと思いますが少年法改正と併せて情操教育も広
めていければと思い少し違った切り口で投稿させていただきました。

飯島様くれぐれも恨みをエネルギーに生きないでくださいね
かげながら応援しています
彼ら(加害者)になんらかのかたちでこのメールのやりとりをみせてやりませんか。
血の通った人間ならばその罪深さを思い知るはずです。それでもへらへらと生き、悪
事を重ねるようだったらもう別の動物です。その処置は専門家に委ねるべきでしょう
季節の変わり目、疲れがでませんように
                            小林