949の書き込みをしました、山崎です。

No.931の「駐在員さん」のご意見に同感です。

元となったNo.918の志田様のご意見に対する反論は
「駐在員さん」の上記書き込みにお任せするとして、
私は2点だけ追加させていただきます。

志田様の説
> 法律なんて絶対にいじってはいけない。


志田様の書き込みは、全文がほとんどこのようにズレて
いるように私には思えましたが、特に上記の1文だけは
「何がなんでも、それはないでしょう!」という感想です。
一瞬、私の読み違いかと思ったほどです。

法律は確かにそれが制定された時点では、その時代の社会
通念に合うように、優秀な官僚・法曹界の方々が「良かれ」
と思って制定されたのだと思います。

しかし時代はどんどん変化して行きます。そのうちに、当該
法律内容と、時代の常識・通念・状況の間に、大きなズレ
が生じます。このズレ(差異)が大きくなった時点で、
法律内容を見直し、訂正し、軌道修正をするべきものと
考えます。

いったん制定された法律を変えてはいけないならば、
極端な話として、日本はまだ聖徳太子の「17条の憲法」を
守っていなければいけませんね。

ちょうど今朝(9/7)の朝日新聞第1面に「商法」がバージョン
アップされる記事が載っていました。
今の商法は明治32年(!)に施行されたものであり、いわく、
『支配人ハ番頭、手代其ノ他ノ使用人ヲ選任又ハ解任スル
コトヲ得(以上原文のまま)』などという表現のまま、
この21世紀を目前に控えた今日まで使用されているとのこと。

少年法につきましても、是非、内容を見直し、この現代に
はたしてマッチしているか否かをチェックしていただきたい
(するべき)というのが私の意見であり希望です。


志田様の説
> そして、法律を気にしない社会を築き上げなければならない。
> 家族も、学校も、地域もそういうものです。

は? そういうものなのですか?

人類の歴史は、「民主的な法律を制定し、自分たちの命、権利
を守ろう」という民衆と、時の権力者との戦いの連続でした。
多くの血が流された結果、ようやく近代になって法治国家の形成
までたどり着いたのですよね。
それまでは、例えば日本でしたら、大名行列を町民が横切った
だけで、容赦なく切り殺されたんです。

このように、先人が苦労し血を流した結果、法を基盤とする社会
(法治国家)がようやく実現されたのですよね。
それなのに、「法律を気にしない社会」ですって!

失礼な言い方かも知れませんが、志田様は62歳にもおなりに
なっているのに、そのような歴史観しかお持ちでないのですか?
何でもいいですが、例えばルソーの『社会契約論』の1冊でも
読まれることをお勧めします。中学校の教科書にも載っています
ので、ご存知のことと思いますが。

余計なお世話かも知れませんが、あなたのような考え方では
お孫さんを始め、今に誰も相手にしてもらえなくなるのでは?
と人ごとながら心配しております。


飯島様:
変な書き込みで申し訳ございませんでした。
お身体にお気をつけなさってください。

山崎