このHPを知ってから毎日のように皆さんの意見を読んでいます。
私は法のことはわからず素人ですが、少年犯罪法を変えることには何年もまた、何十
年もかかるかもしれません。
子供達の間でいじめや暴力が悪化していると感じられる昨今、家庭と学校が一緒に
なって低学年の頃から子供たちに対して’暴力、いじめは悪質な行動’だということ
を常に教えていかなくてはいけないかと思います。私には子供がいないので、現在の
日本の教育システムではそういう時間を恐らく道徳の時間としてとっているのかもし
れませんが、本を読むことだけでは子供たちにピンとこないのではないかと感じま
す。親と学校、子供達が一体になって常に子供たちの耳にタコができるぐらいに言い
聞かせるぐらいの徹底さが必要なのではないかとも感じます。
私は小さい頃、両親から盗みをすると地獄に行くとか、ゴミを道に捨てるだけでも地
獄に行くなどとよく脅かされ、子供ながらに恐ろしいことだと信じていました。その
影響で大人になってから、地獄にいくかどうかはもう信じていないけれども、たばこ
を足で踏み消す刑事ドラマを見るだけでも不愉快になります。かっこいいよりか、デ
リケートさがなさすぎると感じてしまいます。親から言われたことが癖になってし
まっているのでしょう。
上記の例と殺人とは比較にもなりませんが、小さい頃に教え込むということは少なく
とも犯罪の防止につながるのではないかと思います。日本の親は学校の先生に頼りす
ぎな面があります。教育は家庭からです。学校と一体になって、親が積極的に取り組
まないと、いくら少年犯罪法を変えても犯罪は多くなるばかりかと想像します。
宮川