飯島京子さん
 HPを拝見しました。そのHPではお母さんの亡くされた友樹くんへの思いと無念さがいかに深いかがわかります。テレビで遺影を拝見すると精悍そうな息子さんだったように思われます。将来性豊かな息子さんを亡くされ、それも病気とか不慮の交通事故などではなくて、不良少年グループによる面白半分の集団暴行とは絶対に許せません!
 これだけ少年犯罪が多発しているのに、少年法が一向に改正されないことにすごくいらだちます。学校の先生、警察、そして親というのは昔は子供にとって、もっと威厳があり「恐い存在」だった筈なのに、今は優しくなって子供に逆になめられてばかりいます。私もBBSにY. Yと言う名前で掲載させて頂きましたから、そちらの方も良ければご覧下さい。
 
 私は仏教でいう「因果応報」を強く信じています。法律というのは所詮人が作ったものですから、時と場合によっては矛盾することもあります。しかし「因果応報」では犯人が犯した罪を生死を越えて必ず裁きますので絶対に逃げ得させないのです。時効で犯人が犯人でなくなったり、少年法で守られて裁きを受けなくなっても、その人がやった犯罪は「因」となって裁きを受けるまで「運命」として残ります。だから頼りない法律が裁かなくても「因果応報」が例外なく裁きます。
 
 私は人に限らずあらゆる生命は生死を永遠に繰り返していると考えます。生死というのは表裏一体であって、ある時は死んでもある時は生きています。どんな死に方をしてもその人の生命は永遠に残るのであって、チャンスがあれば再び生まれて来る、それも前世に関係があった人や所に生まれてきやすい、と信じています。飯島さんが友樹さんと親子として縁されたが、今回初めて会われたのではなく、過去世にもうすでにどこかで会われていたのです。そして未来世には必ずどこかで   近い関係者として再会できます。親子として縁されたということが「因」となって、未来世には再会という「果」をこれも例外なく招きます。但しもうその時には今のことはすっかり忘れていますが。私はこれは単なる慰めで言っているのではなくて、生命はこの一生だけで見るのではなく、永遠の生命観に立って見るべきだと思っているのです。飯島さんは友樹さんに再会できることを確信して、悲嘆にくれることなく立ち上がりましょう!
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今後ともよろしくお願い致します。
深井