始めまして。現在アメリカで犯罪心理学を学んでいるものです。
犯罪学の一貫としてアメリカの少年犯罪センターでインターンシップもしました。
そこで加害者の少年にも沢山出会いましたし、
被害者保護課で働いたので被害者の家族にも沢山会いました。
 
留置所で1日過ごしたり、コミュニティーサービスという
比較的軽い罪を犯した少年・少女の償いにも同行しました。
 
そこで思ったのは”甘い”ということ。
規則も職員の少年らに対する態度も。
(留置所は更正を目的としているところではないので仕方ないのかもしれませんが。)
 
しかし、彼らを見ていて思ったのは大人の犯罪者と違う、ということ。
更正の余地がある子もいる。
と、同時に目が冷え切っていてどうしようもなさそうな子もいる。
少年法の一番の問題点は年齢と責任能力は比例しないということです。
18歳になるまで自分の罪に責任があると判断できない、
という見解の元少年法はあるわけです。
でも、15・16歳でも自分がしていることの罪の大きさは普通分かるものです。
(でも分からない人もいる<−ここが問題)
だから、私は少年法の適応年齢の低下に賛成です。
それよりもその少年の判断能力がテストできれば一番いいのですが・・
 
被害者の立場からすると、復讐という考え方は当たり前かも知れません。
でも、目には目を、をしても暴力に暴力で対抗していることになって、
いい結果はうまないと思います。
ここまで書いてきて、皆さんが願っていることは
人間の感情が一番簡単に片付かないものだからこそ、
法や警察に納得できる形で罰を与えてほしいということなのではないかな、と思いました。
 
 
日本の警察の教育がどうなっているのか分からないけど、
犯罪が多い分、アメリカの方が進んでいる気がします。
見習ったらいいのに・・・・
 
ランダムに思い付くことを書いているので前後のつながりがなくてすみません。
 
インターンの話しに戻りますが、
被害者の家族が法廷で泣き崩れていく様子もみたことがあります。
私まで辛くて泣きそうになりました。
こういう経験が犯罪を止めさせようと思う原動力になっているので、
子供達に被害者の方が思いを伝えていくと言うのはすごく大切な活動だと思います。
だから、頑張ってください。
 
被害者保護課で一緒に働いていた方は、自身が19歳の娘さんを殺害されていて
それがきっかけでそこで働くようになり、個人的にも活動していらっしゃいます。
その方は日本で被害者はどうなっているのか、興味があるようでしたので、
世界的に犯罪撲滅運動が広がってくれれば、と思います。
もしこの方の活動に興味がありましたら、教えてください。
掛け橋になれるかもしれませんので。
 
ペンネーム Tommy