兵庫の高校三年生のK.Nといいます。
 まず友樹君の死、怒りと悔しさでいっぱいです。彼が天国でもむくわれるように僕
はこれからの人生を「不条理」と戦っていきます。
 高校生からたくさんのメールがきたと思いますが僕は本気で考えています。つまら
ないことから書きますが「御意見」のページにはこころなしの意見もありますね。
「現役高校生」という筆名のかたは「高校の質は偏差値に比例する。だから甘んじた
人間はそれなりの覚悟をしなければならない。」ということを書いてますね。ほんき
で書いたのではないでしょうがかわいそうな人もいますね。
 お母さん。僕がこのページをじっくり読んだかぎりで断言できることは友樹君は不
良ではありません。そして友樹君は強い人間です。性格が強いとかじゃなくて。お母
さんを最後までうらぎりませんでした。外でいたずらしたことは友樹くんのような強
い人間ならあの事件がおこらなければ後悔して反省し、バカ者達とのかかわりも一切
もちえないような生活に自分を持っていっていたでしょう。おことばですがぼくは友
樹くんの死を悲観的に考えていません。今日テレビで見た12聖人殉死事件と友樹君
の死がかさなりました。ぼくは友樹君が天に向かって元気よくはばたいていく様子が
みえます。その絵はローマ教会に掛けられている絵画よりも美しく、曼荼羅よりも晴
れ晴れしくぼくは生き生きとスケッチすることができます。ぼくは若くでなくなる人
間は、すばらしく生まれてきたため狡猾な現世に適応できないために神様が天から早
いうちに誘ってくれたんだと思います。友樹くんもにっこりと家族に手を振りながら
天昇していったでしょう。リンチ。痛かったでしょう、つらかったでしょう、憎かっ
たでしょう。ぼくは友樹くんを背負ってこれから生きていくつもりです。