はじめまして。
私は2児の母です。(まだ未就学児ですが)
夫は足に障害があります。
たまたまこのHPにきたのですが
読んでいくうちに
自分の子供だったら・・・・
と思うとすべてに目を通すことが
できずにいます。
いろいろな方が
書き込みされてますね。
読まれていて
どんなお気持ちがしておられるのかと
思うだけで、胸が苦しくなります。
いきさつはどうであれ
このような事件の報道がされるたび
「命」のなんたるかを考えてしまいます。
そんな私の夫は17歳の時に自分が癌で
あることを知り(高校卒業目前)
夢も希望も打ち砕かれ
1人親元を離れ1年もの闘病生活
同じ部屋の同じ病気の方が1人また1人と
亡くなっていくなか
かろうじて「生かされた人間」
足に障害が残り、手術の際の輸血による肝炎発症。
それを受け入れられずに自分の体を責める日々。
それをわかっていて私は彼と家族になることを
選びました。
それからですね。
「命」についてよく考えるようになったのは。
最初の子供ができた時、彼はまだ
いわゆる「5年生存率」の途中で
「もしも」という不安はありましたが
彼が変わりつつあったのはそばにいてわかりました。
だから私も変わったのだと思います。
手術から10年経ち
おかげさまで2人の子供にも恵まれ
夫も私たちも懸命に生きています。
まだいろいろな不安はありますが
不用意に命を無駄にしないよう生きなければいけないなと
思っています。
自分のことばかり書いてすみません。
ただ私にはユウキ君の死が
一体どういうことなのか
同じ親として納得がいかないんです。
何かあったとき
当事者(この場合被害者)は
自分の思いを公にすることが
困難な気がします。
と言うのも、うちの5歳になる子が
幼稚園で友達に蹴られて(今年2月)
前歯2本を折られワイヤ−で固定されたんです。
唇は腫れあがっていて見るも無残という状態。
その晩相手の母親から電話があったのですが
「(折れたのが)乳歯だからたいした事はないと思ったんですけど」と。
それっきりでうちに来るわけでもないし
園であっても「どうですか?」の言葉もない。
担任に言っても「園でおきたことですから」と
消極的でどうしようもなかったので
直接園長に話をしてやっと相手の親と6月に話をしました。
そのとき初めて息子のケガの状況を相手は確認したのです。
「でもうちの子は故意にやったわけじゃないですから」という。
その言葉に夫は激怒し
「治療費はちゃんと払ってください。」と告げると
「保険会社に聞かないとわからない」と答えたと言う。
(下の子が入院していたので私はその場にいなかった)
それから2ヶ月がたつけれど(じき3ヶ月)
相手からの返事はいまだにないのです。
どうして!?こっちはやられたほうなのに・・・
いまだに気持ちは収まるところを知りません。
(息子はいまだに通院中)
すいません。なんだか人事じゃない気がして。
うちの子は命に別状はなかったのですが
蹴られ所がもっと悪かったら・・・と思うと。
私にできることはないかもしれません。
私は子供達に言うのです。
「自分が自分でしたことは自分が悪い。
でも相手を傷つけたり、いじめたり
自分がされたら嫌だと思うことは
絶対してはいけない」と。
長くなってしまいましたが
応援していますので
お体には気をつけて頑張ってください。
宮崎県 ひろこ 30歳