最近の少年の事件は、マンガに出てくるストーリーそのままだと感じています。
たかがマンガじゃないか。そんな影響は関係無いと言われる方もあるでしょうが、かつてテニス
マンガが流行るとテニス部への入部者がドットきたり、バレーボールのマンガが流行るとバレー
ボール部に人が溢れたりと、少年はマンガの影響をそのまま受けています。
今のマンガは暴力だらけで、そのことがあたかもカッコ良いと感じたり、殴ることに美観を覚え
たりするのではないでしょうか。
私は、今の少年の暴力増加傾向はこのマンガによるところが多いと感じています。
家庭の環境や、周囲の環境を云々する方も多いですが、それも少年たちの意識の中に暴力を肯
定・美化する意識が埋めこまれてしまっていることの方がはるかに影響が多いと思います。
暴力を肯定するマンガは排除すべきだというのが私の主張です。
マンガ家達も、意識を変えて欲しいと思います。
かつての手塚治氏のような人類愛を訴えるマンガ家は無くなりつつあります。
子供が小説などを読まなくなった現在では、マンガが彼らの人格形成に大きな影響を持っている
ことは否めないと思います。