私も昨年、親になりました。あなたのお気持ち、わかります。
私はアメリカに住んでおりますので、自分の子供は自分で
守らなければという気持ちはかなり強いです。私は武器を
持って外出はしませんが、今までに、何度か命の危険にさ
らされたこともあります。私はアメリカの都市の公立高校に
勤務しております。(只今、育児休暇中ですが。)ここを見れ
ば、親になったばかりの人達は誰でも、「子供は自分で守ら
なければ」と思うでしょうね。ホントにひどい所です。昨年も
キャンパスで傷害事件がありました。キャンパスには警官や
生徒監視役がたくさん歩き回っていますが、それでもそんな
事件は起こります。いくら校則や法律を厳しくしても、犯罪は
減っていません。幼稚園児や小学生でも人を殺すような社会
です。
 
あなたの投げかけられたご質問、とても意義のある質問だと
思い、私なりの意見を書かせていただきます。
自分の子供を守るためにはどうしたらいいのか。私は今まで
色んな生徒や親達と接してきて、こんな風に考えています。
 
子供を24時間守ってやることは出来ないので、子供がそういう
危ない状況に陥らないように、「自分でちゃんと判断して行動でき
ような人間に育てたい」と思っています。そのために、
 
・子供と最大限、コミュニケーションをとり、子供が困った時に
 恐れずに、信頼して相談できるような親になる努力をする。
・子供に色々な活動(スポーツ、ボーイスカウト、ボランティア、
 音楽など)を紹介し、常に何かに興味を持ってくれるように
 努力する。(これはアメリカの親がよくする子育ての方法の
 ひとつです。子供は暇な時間がありすぎると、非行に走りや
 すいと思っているのです。)
・小さいうちから、物事の良し悪しを、ただ言いきかせるだけで
 なく、時間をとって説明し、親もそのように行動する。
・常にアンテナをはりめぐらし、子供がどんな友達と付き合って
 いるか、どんなことをしているのか、シグナルをキャッチする
 努力をする。
 
これだけではないと思うのですが、今はこのぐらいしか書けま
せん。また、これはあくまでも私個人の考えであり、他人におし
つける気持ちで書いたのではありませんので、ご了承下さい。
 
少年法の改正は必要だと思います。それと同時に、一人一人の
親が「加害者にも被害者にもならないように子供を教育して行く」、
「子供が犯罪に巻き込まれやすい状況に陥らないように、常にアン
テナを張り巡らす」事が大切だと思います。最近は共働きの家庭も
多く、子供は親の目の届かないところで、色んな誘惑に直面してい
ます。そんな誘惑に負けず、「NO」と言える強さを、何とかわが子
には身につけさせたいと思っています。
 
アメリカでは、学校や、TV、ラジオなどでも「NO」と言える強さを
持つように、子供達に呼びかけています。
 
高校教師より