警察の対応について否定的な意見が多く聞かれますし、
現実不祥事が多いと思います。しかし私の子供が被害
者と成った事件では少し違いました。死に至らなかっ
たと云うことも有った為かとは思いますが紹介させて
いただきます。しかし友樹くんの事件での警察の対応
を擁護する物ではありませんので参考までに読んでく
ださい。
私の長男は養護学校に通う知的障害児16才です。
本年4月の春休みに7人の少年グループにつれ回され
最後に木刀で殴る蹴るの暴行を受け血塗れに成りに意
識を失い人気のないところに身に付いてる物、総ては
ぎ取られた上で置き去りにされました。
警察より命には別状有りませんがすぐ病院に来るよう
に連絡があり飛んでいきました。応急手当の最中でし
た。それから3時間集中治療室に移り点滴を打つ間、
「はい」「いいえ」がやっと喋れるようになってから
の事情聴取でした。最後に刑事は「絶対犯人をつかま
えちゃるけん頑張ってよくなってな。」と云いました。
その後、刑事課強行犯係の刑事が家に来て被害届を作
りましたが、その時私が「傷害・窃盗ですか」と聞い
たところ「いいえ強盗致傷でいきます。今所轄総動員
で捜査・聞き込みをしてます全力を挙げます。ですか
ら以後、被害届の取り消しはなさらないでください。」
事実翌日の午後には全員ひっぱられ翌未明に逮捕となり
生活安全課に担当が移りました。後日、私どもが疑問に
思ってることを箇条書きにし生安課の課長を訪ねました。
質問に対して「本当は捜査中ですので教えることは出来
ません。ここだけの話として絶対他言しないで下さい。」
と云う事で総てでは有りませんが答えてもらいました。
最後にもう一回「絶対他言しないでください。お願いし
ます。」審判後、加害者少年の住所、保護者の名前、家
庭状況等も生安課長より教えてもらい事件後一度も謝罪
に来ない加害者の家に直接連絡することもできました。
審判結果も家裁より教えてもらう事ができました。
当初、審判後どの子がいつ家に帰るのか、少年院からい
つ頃出てくるのか等お礼参りの心配をしておりましたが
はっきりした日は解らないにしても、どの子がいつ頃出
て来きそうか目安がつきました。
今回の事件で担当した生活安全課長に対しては悪い感情
は持ちませんでした。
少年法改正で被害者への情報開示の権利を明記して欲し
いものです。