皆さんのご意見を読んで、反響が大きいことに安心致しました。
やっぱり他人事として黙っていられない人達が日本には大勢いるのだ、と嬉しく思っています。
過激な意見、極端な意見がありますが、多分それは事件に対する押さえきれない怒り、憤りの表れと見ています。

少年法制定当時の趣旨と21世紀を迎えた今の時代、日本のギャップはあまりにも大きすぎます。小学校を卒業した
年齢から残忍性のある事件の加害者に限り、刑法上大人として公開裁判を行う、あるいは大人として法廷に立てる
年齢まで裁判を延期するのが妥当ではないか、と考えます。やはり事件の本質、残忍性を重視すべきでしょう。
その意味ではアメリカ、イギリスあたりは少年犯罪をうまく取り扱っている、時代に合わせ法体制に柔軟性を持たせて
いる、と言えます。刑法学者の賛成派、反対派両方の意見、また人権擁護派の人達の意見もあれば載せて下さい。

そして埼玉警察の反論も、もし出てくれば聞いてみたいです。この事件の主犯格のAが暴力団の親戚であったが為に
警察組織に守られたとは許しがたいことです。少年法という砦があるので、結果は変わらなかったかも知れませんが、
捜査のプロセスに意図的に手加減が加えられたとは、警視庁で独自に調査を開始すべき問題と私は思うのですが。
そして調査の結果、地方警察による違法行為あり、となれば事件担当の最高責任者を訴追、または懲戒免職等で
処罰するのが民主主義国家ではないでしょうか?やはり刑法、刑事訴訟法学者の先生方の意見をお伺いしたいです。
警察の腐敗は悲しいことに世界各国共通のようです。犯罪同様、腐敗も未然に防ぐことは困難です。しかし、それを
放置しない、見つかった場合は徹底的に調査していかないと国民の権利は守られません。

このHPで鋭い意見を多く目にし、これだけ国民は役に立たないどころか犯罪者を保護、逆に奨励(といっては過言
でしょうけど)しているような法律を憎んでいる、というのが分かり、もしかしたら日本も変わっていくかな、希望がある
かも知れない、と期待しております。簡単に法律が制定、改正、修正されていくアメリカと法文ひとつ変えるのに何年も
かかる日本。諸外国の法律システムを模倣しろ、とは言いませんが21世紀の刑法と少年法のありかたを変えていく
のは国民の手で行わなければなりません。

新しいメディア、インターネットは一瞬にして全世界へメッセージを流せます。
友樹君の死を決して無駄にすることのないよう、国民の怒りを消すことのないよう、飯島京子さんから始まった
社会改革運動(と私は定義したい!)を、今の世代、次の世代へと受け継いで行ってください。今後も少年法を利用した
加害者は増加はしても減ることはありえないと思います。教育の見直しも確かに大事でその方面での努力も怠っては
なりませんが、まず法改正をしなければなりません。

日本の皆さん、頑張って下さい!海の向こうから応援しています。(私には何ができるだろうか、と毎日考えています。)

アメリカから一言でした。