初めまして。
僕は、京都在住の23歳の学生です。
この事件は、報道当初から注目していた事件です。
残忍かつ、暴発的。耐える、忍ぶといった、
日本人特有の心理性からはおよそ遠くかけ離れた実行犯達の
精神性など、初めて報道を見た瞬間には、本当に信じられない気分でした・・。

 どうすればこの様な事件を起こせるのか不思議なのですが、
その様な状況に叩き込まれたご両親にはかける言葉も見つからず、
ただただ息子さんの冥福を祈らずにはいられません・・。

 実行犯の少年達の話になりますが、僕は常々思っているのですが、
「他人」という自分以外の存在をあまり意識していない様な感じを
よく受けます。
うまく説明できないのですが、この実行犯達のように、
「その場の気分」で全てを突き通すかの様な・・。
確かに、十代後半くらいで「大人」を要求するのは酷かもしれませんが、
中学も卒業すれば、やって良い事と悪い事くらいは判別できなくては
人間として失格だと僕は常々思っています。
そしてまた、この事件は正当防衛などの「止むにやまれぬ殺傷行為」ではなく、
集団で、明らかに無抵抗な一人の人間をいたぶり殺した事件だと僕は思っています。

 少し感情的に書き過ぎましたが、結局は自分のことしか頭に無い人間は
こういう事件を形の差はあれ人を傷つけるという形でいずれ起すものと考えています。

 しかし、こういう陰惨極まりない事件は我々「大人」がもっと意識改革を
しなければ無くならない気がするのもまた事実であると思います。
例えば、よくテレビとかで「こういう事件は許せない。」などと発言している
コメンテーターや、僕の周りの友人等もいますが、そこで冷静になって
考えてみると、「もしも自分がこの事件のような現場に遭遇して、命をかけて
止めに入る事ができるのか」という疑問も考えてしまうのです。
この事件のように、警察を呼んでも到着まで少しかかる、しかし今すぐ助けないと
被害者は死んでしまう・・。
凄まじい葛藤が自分を襲うと思います。
ここら辺の意識改革・・というか、もっと我々が勇気をもって
悪い事は悪いと子供達を打ち据えるぐらいの覚悟を持たなければ
駄目なんだと考えます。
しかし、これも度を越してしまうと「幼児虐待」や「体罰」などと言われます。
そしたら一体どうするのかといえばやはり「親の教育」だと僕は思います。
僕がみた限りでは、やはりきちんと怒る親の子供は何事もきっちり、礼儀正しく
できるのに、放任主義や構いすぎる親の子は、どちらかと言えばどこか雑然とした
印象を受けます。性格もそれに準じていて、前者は明るく生真面目なのに対し、
後者はどこか反発的な印象をうけます。
 もちろん、後者でも良い子は沢山いますが、圧倒的に良い印象を持てない子が
多い気がします。
そしてまた、このホームページでの加害者の少年からは、不思議にもこの様な印象を
受けました。

 長く、支離滅裂な文章になってしまいましたが、僕の見解、感想と
リンクを貼りましたというご報告に変えさせていただきます。

http://members.tripod.co.jp/mizuho_02/

僕が習っている居合道、京都の伝説の紹介、ハムスターの写真など、稚拙
ではありますが一生懸命作ってます。
少しでも「武の精神」に触れて皆さんの幸せに繋がってくれれば良いなと思っています。