飯島さんへ
  息子さんの写真拝見しました。この少年はもう生きていない、しかも、理不尽な方法で
  殺された。しかも、同年代の少年によって。なんと言って良いのか、言葉が見つかりま
  せん。私も一人の親です。もし、私の子供が・・・・、加害者が生きてるなんて耐えら
  れない。刺し違えても加害者を殺すかもしれません。私などが何もできませんが、良い
  カウンセラー、良い弁護士、そして何よりも大切なあなたの御家族とともに友樹君の分
  まで生きてください。あなたは悪くありません。悪いのは加害者です。

 朝日新聞様へ
  私は今まで、失礼ながら、貴社を偽善人権団体と信じて疑いませんでした。「朝日新聞」
  「週間朝日」を長年読んで(立ち読み、購入)おりますが、貴社の方針は少年法改正慎
  重派ではなかったですか。いや、むしろ私は少年法改正反対派に限りなく近いと捉えて
  おります。貴社の社説にそれが如実に出ております。よく分かりませんが、この掲示板
  は貴社のホームページから流れてきた方が非常に多いですね。
  貴社はこのホームページと関わることによって何を言いたいのですか。少年法改正を推
  進しますか。もし、ちがうのであれば、目的は何ですか。もう改正についてうんぬんす
  るのはいい加減終わりにしませんか。貴社に限らず「少年法を改正すれば良いと言うも
  のではない」と主張される方々に問いたい。じゃあ何をするんですか。よく、「もっと
  根本的なものの解決」とか「現代の病巣をなんとかする」と決まって抽象論が出てきま
  すが、具体的なものが必要ではないのですか。少年だろうが、大人だろうが同じ人間で
  す。例えば小学生以上は原則同じ法律、刑罰でいいじゃありませんか。貴社の記事を読
  んだ中高生がここで同じような抽象論を書きこんでいるのを見て、背筋が寒くなりまし
  た。私は、高校時代、バスケット部(県で2、3番手でした)で練習しながら「朝日新
  聞」の朝刊を配っていました。思い出多い新聞です。
  部活の仲間に限らずよく友達で交わした会話の中に「今のうちだったら、悪い子として
  も少年Aですむよ」、「死刑にはならんもんね」。特に20歳に近い高3のころは冗談
  にしてもよく考えていました。結構、多くの方が似たようなことをお考えになってると
  思います。法と罰則は絶対に犯罪抑止力になります。
  貴社は巨大な組織です。社の理念を変えたいと一部の人が思っていても、そう簡単では
  ないでしょう。けれど、私のような考えをお持ちの方もいらっしゃると信じています。
  第二の友樹君を出さないためにも本当に必要なことは何か、考える必要があると思いま
  す。 
  長文、乱文失礼しました。