最近の少年犯罪について、件数も多くなり、内容も残虐になっていると思われます。思われます
と漠然とした表現をさせていただいており、申し訳なくおもっております。あまり評論家的な意
見をいいたくないのですが、約20年位前私は、国鉄の鉄道公安職員でした。このころにも素行の
よくない少年を多数扱った経験がありますが。今ほど始末に負えないと思ったことはありません
でした。まだ、世間も今ほどギクシャクしていなかったのかも知れません。最近どうしてこのよ
うになったのかと思う条件のひとつとして、私たちの世代の人間が、子供のそだてかたに対し放
任主義(夫婦共稼ぎ等で、いえを留守にし、子供の面倒を見ることができなかったことと、人間
としてのしつけができなかった。さらにマスメディアから残虐な行為に対する憧れ等少年たちに
間違った情報が伝えられ、それも誰からも否定されず、それがあたりまえ的になっていった。こ
ういった背景があると思われます。私たちも、このような少年に対し、あたらずさわらずにたい
しており、これも、「増長させる原因となっている。」と思われます。現実として、ひとつの例
ですが、私が電車に乗るとき高校生たちが、車内で大声をだしたり、タバコを吸ったり、座席を
少人数で占拠していたりしていても、大人の人たちが何も言わずにそのままにさせている。私は
それがゆるされないため、ちゅういをしてもあとの人たちはやはり、何も言わず無視をしてい
る。たまたま、わたしは、体も大きく声も大きいため、しようことなく高校生が遠慮をした様子
をみせるが、油断を見せられない。ここで、反撃を受けた場合はたして、どれだけの応援がある
かは、予想できない。大人の人が団結をして対処しないと排除は無理と思います。私も最近は一
人で行動する際は、特種警棒を携帯しようと思うほどです。これは、おおげさなことかもしれま
せんが、これが現実です。少年の扱いについて、もう少し真剣に考える時期だと思いますが、自
分にあまり影響のない人たちが、すぐさま、いい格好をして、少年の扱いについて現行でよい。
まわりの問題点を直せばよいとの漠然としたことを意見として発言し、また、自分に影響のない
為政者が行動をしないという現状です。これが日本人だと言ってしまえば終わりだが・・・・。
私は自分のできる範囲で今後も少年に対する注意等の行動を行い続け、少しでもよくなればと思
います。