悔しいでしょうね。理不尽な話しです。どこかで、死んでしまった者は仕方がないという思いが
警察の捜査官の中に動いていないでしょうか。死んだ者も、その悔しい思いを持ちつつ、そのこ
とを贖って欲しいと生者に願っていると思って欲しいものです。真実を明らかにし、やったこと
の意味を明らかにし、公にすることが警察の義務でしょよね。このような死者の思いをないがし
ろにする社会は、滅んでしまうような気がします。その意味では、お母さんの努力を息子さんは
喜んでおられますよ。そして、そのご努力はなにごとも曖昧に穏便にという悪しき伝統を持った
社会を変えるもので、わたしたちへの励ましです。感謝します。たいへんでしたね。生と死を肥
えた方が、息子さんをしっかりと受けとめてくださり、あなたを支えてくださることを祈ってい
ます。