京子さん、
友樹君の死の疑問点解明のためHPを開設された勇気ある行動に敬意を表すると共に、陰ながら応援させて
頂きたく思います。そして現在の日本に対する私の個人的な意見を述べます。

私は米国に移住し今年で17年になり、日米社会システムの違いを長年比較してきました。勿論、どの国の
システムにもそれぞれ長所、短所があり一視点から優劣の判断はできないでしょうが、日本は”少年法”
という過去の亡霊に獲り付かれているようです。近年特に、少年による大人型の凶悪犯罪が多発するのを
見るたびに国民は憤りを感じているでしょう。米国では州により刑罰に差はありますが、基本的に犯罪の
残虐性を重視、10代前半であっても判事の判断で大人として裁判にかけ、子供への死刑を禁じている州
では終身刑が最高言い渡されます。大人として裁判に立たせる年齢もどんどん引き下げています。
勿論、顔は公開。最近では7歳の殺人犯(暴発した結果として殺してしまった)もテレビで見ました。
たとえ子供でも自分の犯した罪は断罪され、きちんと責任を取る、場合によっては親等を逮捕する、そして
刑期を終えた後はシステムにより更正の道が開かれ社会復帰は可能です。

日本の法律には恐ろしく古いもの、時代の流れにそぐわないもの、目的(救済等)に役立っていないものが
見受けられます。法律的にも社会的にも未熟な面が多々目立ちます。不備な法律は早急に修正、排除して
いく運動が必要です。古い因習に縛られ法律も時代の流れに立ち往生といった感じです。どこの国にも古く、
役に立たない法律は出てくるもの、しかし日本はどうも時代に即応、絶えず修正を加えていくという機敏性に
欠けているようです。

友樹君の殺害事件に関して言えば、ご家族の方が訴えておられる内容は当然のことであります。
まず、報道機関がお粗末この上ない。これが極悪非道な殺人事件以外の何だというのでしょう。三面記事の
如く、殺人の事実よりも、動機を大きく取り上げる滑稽さにはただただ呆れるばかりです。十代の子供達は
様々なイタズラに興じます。軽い気持ちで盗み乗りしたスクーターが原因とか。確かに悪いことではあります
が、無残にも撲殺されていい筈がありません。他人を勝手な自己判断で裁き刑罰を加え死に至らしめる権利
は誰にもありません。私は幼稚な日本の報道機関には大きな疑問を持っています。必ず事件の後に、あたか
も被害者に落ち度があったような書き方をする機関が多いのは一体どうなってるのでしょう。ジャーナリズム
の基本を忘れた行為としか写りません。できるだけ犯罪の事実を追及してほしいものです。すばらしい報道
関係者も数多く存在する一方、一部の心ない報道を情けなく思います。

第二に捜査機関のお粗末さ。最近、神奈川県警だの、新潟県警だの捜査陣の失態が取り沙汰されています
が、再び失望しております。殺人事件は警察に取り単なる統計の一つなのでしょうが、ずさんな捜査、
被害者側との対応に怒りを隠せません。愛するわが子を惨殺された親の悲しみを無視するかのような”死亡
時刻など重要でない”とは、まさに気を失いそうなセリフであります。適当に調書を済ませ、適当に書類を
送検、さっさとケリをつけ、次の仕事へ、という雰囲気があったのではないでしょうか。全警察がそうではない
と確信していますし、お手柄の捜査員も大勢いるのは承知していますが、非人間的な扱いを受けた一被害者
に取っては、日本の警察の検挙率が世界一かどうかはまるで意味のないことです。国民の税金で雇われて
いる人間達は仕事を通じ国民に還元するのが務めです。

日本各地で不幸にも犯罪の被害者となられた方々を支援する社会システムの整備がもっと必要です。経済
大国日本、もっと予算を正しく国民の為に使用してほしいです。政治家は、目先の国盗り物語に興じるの
ではなく、日本の将来をみた大きなビジョンで国政をやってもらいたいものです。外から日本をみて、恥ずか
しいと思うことがあまりにも多すぎます。

話が随分それましたが、犯罪に遭われた方がHPを通じ全世界に捜査の疑問点、真実の追求を訴えること
が可能になった現在、今後も京子さんのような方たちがもっと増え、声高に立ち上がることで社会にアピール
できることは素晴らしいことだと思います。心ない人達の中傷もあるかと思いますが、どうか今後も強い精神
力で友樹君のため、そして他の犠牲者のためにも信念を貫いてください!

子供が犯罪の犠牲者になる事件を耳にするたびに、私は自分の子供を思い胸が痛くなります。しかも犯人も
子供だったりすると尚更です。たまたま年齢が少年法の定める年齢に当たるからほぼ無罪放免同様!
偶然犠牲になった人は、残念ながら泣き寝入りするしかない社会じゃ、あまりにも情けないと感じるのは私
一人ではないと思います。

友樹君は我々一人一人の心に深いメッセージを刻んでくれました。安らかに眠ってください。
そして京子さん、あなたは友樹君が事件の一被害者ではなく、15年間の立派な人生を生きた人間である
ことを我々に教えてくれました。本当にありがとう!