初めまして 一気に読ませて頂きました。
私は現在29才・男性・インターネット関連の仕事をしている者です。
前職でそちらの地域によく行く事があった為、目に留まりました。
個人でこのような経験をHPをもって発信されている事に敬意を表します。

内容の凄まじさに言葉もありません。
まさに現代の暗黒面を見たような気がします・・

私も少年期に似たような状況に追い込まれた事があります。
時は校内暴力全盛期、地域全体が病んでいました。
本当に怯えた毎日を送っていました。

しかしそんな時でも、最後に助けてくれたのは心ある大人達でした。
当時の我々は、そんな大人達の気持ちと、
少年社会の掟の狭間に立たされ、毎日が嵐のようだったと記憶しています。

そして心ではありがたいと思いつつも、
筋の通らない理屈をつけては、
自分の親も含めたくさんの人に迷惑&心配をかけていました。
幸運にも私はうまく切り抜けてきましたが、
今思ってもほんとに紙一重だったと思います。
事件を知って、とても他人事とは思えませんでした。


この事件は様々な面からの問題を投げかけていると思います。
最愛の息子さんを理不尽に奪われたお母さんの無念は計り知れないでしょう。
心からの訴えも現代社会の渦に飲み込まれかねません。

しかし、個人の切実な声がこうして発信できる状況があるのも、
また現代の恩恵を受けているといえます。

ですから、息子さんの件を単なる事件のひとつとして埋もれさせない為にも、
共感できる者達が積極的に発信してゆくべきでしょう。

非常に傲慢な発言かもしれませんが、
「(親も含めた)大人達の感覚」が狂ったままでは、
やはりその親を見て育つ子供も「狂った感覚」をもって育ってしまうと私は考えま
す。
そしてまた悲劇は繰り返されるのだと思います。

私達ができることは、「正常な感覚」を」もつ人間を1人でも多く世の中に見つけ、
お互いに意見を交わし、
また次の世代にその感覚を輩出することではないでしょうか。
私は、「自分が何もしなければ、そのツケはいずれ私の子孫に降りかかってくる」と
いう思いで日々生活しています。

そういう意味でお母さんの行動は勇気あり、また素晴らしく意義あるものだと思いま
す。


インターネットに携わる人間のはしくれとして、
このような形ですが、お話できた事に感謝致します。
口先だけの慰めの言葉はかえって失礼であると考え、
あえてこのような文面にしました。
深くお詫び申し上げます。

陰ながら応援しています、頑張って下さいね。


name : Iverson