私は大学で刑法を専攻しています。今少年事件についての授業を行っていてインターネットで情報を収集しようと思ってこのHPにたどり着きました。
私自身、少年法については疑問を感じています。
「成人」と「少年」はどこが違うのでしょう。年齢でしょうか。精神面の未熟さでしょうか。そもそもなぜ「成年」と「少年」を分ける必要があるのでしょうか。犯罪というしてはいけないことをした人に果たして「差」はあるのでしょうか。少年でも成年のような凶悪で極悪非道な事件を起こすこともあります。
そんな事件を起こした少年に「更正の見込み」はあるのでしょうか。それは一体誰が、どこを見て判断するのでしょうか。確かに更正する人はいるかもしれません。しかし統計などをみてみると、やはり再犯が多いのも事実です。過去に母親を殺して刑罰を受けた少年が出所してから強盗目的で姉妹二人暮しの家に押し入り二人を殺害し、さらに放火するという事件がありました。まさしく再犯です。少年院から社会に再び戻ってきてこの有り様です。どこに「更正の見込み」を見出したのでしょうか。
私はこのHPや関係するHPを見て心底腹が立ちました。加害者に、そして警察など捜査関係者たちにです。一体人の命をなんだと思っているのでしょうか。一番悪いのは加害者です。もはや人間ではないと思います。「人を殺す」というこの世の中で一番最低なことをした人間を守る必要があるのでしょうか。私はないと思います。少年法が改正されたといってもまだまだ被害者、被害者家族の人権は加害者に比べて蔑ろにされていると思います。
飯島さんのように立ち向かっている方々は本当に尊敬しています。
私は今警察官になるために勉強しています。被害者のために、そして被害者を作らないために自分が少しでも手助け出来るように頑張ります。
最後に飯島友樹さんのご冥福を心からお祈りいたします。
ペンネーム:やっちゃん