はじめまして
雅人(ペンネーム)と申します。
私は飯島さんと同じ埼玉県在住です。この夏で42歳になります。
ホームページ拝見させて頂きました。
同じ、子を持つ親として、こみ上げる涙を抑えることが出来ませんでした。
私には二人の息子がおります。中1の長男と、小6の二男です。
私の認識する範囲では、虐めの被害者にも加害者にもなってはいない息子達です。
普段は喧嘩ばかりしています。体格で優れた長男に、二男は絶対に勝てません。それ
でも二男は一歩も引かず、最後には泣かされています。二人とも心根の優しい性格です。
私は、事あるごとに、二人に言い聞かせています。
「もしも、クラスで虐められている子がいたら助けてあげろ」と
こうも言います「もし、おまえ達が虐めをしたなら、俺は絶対に許さないぞ」と
それが精一杯です。
物理的に、子供を始終監視する事は不可能です。
私の子供達も、過ちを犯す事があるかもしれません。
飯島さんが子供だった頃を思い出してみてください。
いつの時代でも、虐めはあったハズです。
子供たちはいつでも、虐める大義名分を求めている傾向があります。
たとへば「あいつは○小学校出身だから虐めてもいい」とか、理由はごく単純です。
当時、虐めに共謀してた子供たち。虐めを放任した子供たち。真実に向き合おうとし
なかった教師・親達
結果エスカレートした虐めの現状。
被害者の親。加害者の親。
これからも悲劇は繰り返される事でしょう。
一つの要因として云える事は。飯島さんや私が子供の頃というのは、教師の暴力が放任されていました。
教師に殴られる事によって、当時の我々(子供達)は、一種の連帯感を共有できたのです。
また、教師が公然と体罰を与える事で、裁きを受けていたのです。
教師の体罰が禁止されたと同時に、虐めは激化の一途を辿っています。
教師に代わり、子供たちが裁きを下す時代。
そこには理論もモラルも存在し得ません。
無知が下す裁き・・・
中世の魔女狩りと同じです。
人より優れた才能や容姿に嫉妬して嫌がらせをするのと同じです。
結果悲劇は起こるのです。
そして、繰り返されるのです。
私の子供たちも、いつ被害者になるか、また、加害者になるか・・・
どちらとなっても不思議ではないのが現実ではないでしょうか?
今朝も大きく報道されていましたが、本村洋さんの妻子を残忍に殺害した少年。反省
の無い加害者とその父親。
加害者の母親は自殺しています。
犯人である少年に対して、私は激しい憤りを覚えます。
それでも、少年が、自殺した母の話しになると涙を流すという事実には、唯一救いを感じました。
悪を悪として認識できなくなりつつある社会。その社会で生きなければならない
我々。育つ子供たち。
救いは少なく。誰も守ってくれない社会。
弱者に容赦なく牙を剥く社会。
癒されることの無い悲しみを背負う人々
とても悲しいことです。
長々と支離滅裂な見解を述べさせて頂きました。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
迷った末に送信させていただきます。