飯島京子様
 
 初めまして。今日、初めてパソコンで、貴女のホームページを拝見しました。
 
 私はもうすぐ5歳になる一人娘の母親で、専業主婦の40歳です。私は以前より、少年犯罪の取り扱いに大きな疑問と憤りを感じていました。そして、貴女の姿を、テレビで、何度か拝見しました。貴女の大切な息子さんが少年犯罪により、亡くなられたことも、テレビで…
 
 私は、人の命を奪っておきながら、少年法の名の下に、保護され、何年か後には真面目に生きている人間と同様に、自由に生活出来る、そんなおかしな話はあるものかと、長年思ってきました。被害者の側は、人権も何もかも無視され、遺族の方々も、援助らしい援助も受けられずに、生活をして行かなければならない…そんな理不尽な話、どう考えたって、おかしいに決まっています。人は、大人であれ子供であれ、自分の取った行動に対して、責任を負うべきです。また、人を殺しておきながら、人権を主張するのも、おかしいと思います。人権というものは、真面目に生きている者のみが享受出来る権利だと思います。
 
 私は、何の力もない一主婦ですが、殊に少年法に関しては憤りを感じており、少年犯罪で大切なお子さんを亡くされた方が出されている本などを読み、何と言いますか、改めて強い怒りや、疑問を感じています。私に力があれば、被害者の方と共に行動したいとも思います。うまく、言えませんが、貴女の事を、応援しています。息子さんを亡くされて、心の晴れる日など一日たりともないのでしょうが、どうぞお体を大切にされて、お過ごし下さい。息子さんのご冥福を、心よりお祈り致します。
 
 西浦