こんなことを言うのは適切でもないかもしれません。
でも私の考えを聞いていただきたい。
彼はもう死んだ、ということは事実であって過去である。
いまさら変えられるものではない。
許せないかもしれないが、いつか許さなければならない時がある。
犯人の少年たちも決して殺そうと思って殺したわけではないし、絶対に後悔したはずだ。
死んだものに対しては何もできないのだから、せめて生きている彼らのことも考える必要がある。
関係なく思うかもしれないが、韓国が未だに戦時中のことで責め立てる。
彼らは本当に死んだものたちを思って言っているのだろうか。日本が謝罪することで死んだものが救われると思っているのだろうか。
日本にはいまだにアメリカ軍の軍事基地がおかれている。
これに対して文句は言えるだろうか。
戦争に負けた日本をここまで自由に扱ってくれているとは思わないのだろうか。
人に殺された親が犯人を捜せと警察に言う。
これはただしいと思う、真実がわからずに犯人がのうのうと生活している、これは許されないから。
犯人がわかっていながらいまだに犯人を責め続ける。
そこまで彼を追い詰めて何をしようというのか。
私にはこれは「犯人に謝罪してもらいたい」ではなく「金が欲しい」としか思えない。
命の尊さを知っている人間が、どうして彼をそこまで苦しめるのか、私にはわからない。
昔、不倫をした女性がいた。
その時代不倫は重罪であったから、人々は彼女に石を投げつけた。
そこにキリストが出てきてこういった
「今まで罪をおかしたことのない、と自信を持っていえる者だけ石を取りなさい」
誰も石を拾うものはいなかった。