私は、殺人は絶対にいけない事で、犯人は生半可な事でゆるされるべきではないと思いますが、殺人犯だから死刑に、という意見には反対です。
だって、それだって人の命をこの世から消すという行為に変わり無いし、人を殺したという罪の意識や償いの意識を犯人が持ったとしてもその犯人が死んでしまえばそれも消えてしまうでしょ?
だからもっぺん言うけど…
殺人犯だから死んでしまえとかあっさり言っちゃうのってどうかな?

これはね、いじめ・リンチ被害者として、病気・自殺で大切な人を無くした者として、そしてこのサイトで出会った方から教えていただいた事を自分なりに理解して書いてるんだ。ほんとは「死」とか「殺」って字だって、見ただけで嫌な気持ちになるから書きたく無いけど、それが話題なのだから仕方ないよね。

で、で、で、こっからがニュース見ての私の意見です☆
まず、佐世保の事件と新宿の事件は本質的に違うと思うの。
佐世保の事件は…殺人になったから事件になり、双方の家族も含めた人生がオワッテしまった。けど、程度の差はあれ、ああいう経験は一杯あるよ。だから動機は理解できる。行為はいかんけど。
ロープで首締められたり、ナイフ突きつけられたり、誰かの事、「死んじゃえ」って思ったことくらい、小学生くらいの時なら結構あると思うんだよね。そこで、将来を見通したり限度をわきまえられるか、冷静になれるかの問題だと私は思った。だってあの件では被害者も、殺される程ではないけれど悪い事してたんだからね。嫌な事何度も繰り返しされたら誰だってこらしめたくなるもんでしょ。殺しちゃだめだけど。

でも、この件で最も不幸になったのは死んだ子でも加害者でも無くて、被害者のお父さんと加害者の家族と「もう一人の友達」って子だと思うの。彼は一生それを背負ってこの社会の中で人生70年も80年も生きるんだから…。
死んで未来が無いのも不幸な事だけど。
加害者は、出所してからが正念場だね。でも…あの子、たぶん中三まで某国立女子児童自立支援施設から出られないと思うから、それまでに落ち着いて拗ねずに真っ直ぐ育って贖罪と自分の未来の開拓のできる子になってほしいな。

で、新宿の事件ですが…。
あれは、情報不足で何ともいえませんが、友達どうしのいさかいじゃないし、補導暦やら帰国子女でハーフ(?)で不登校という事情や被害者の年齢から言っても佐世保の件とは質というか方向性が違うよね。
ゲーセンで子どもと会って(しかも顔見知りで)連れ出したって事だけど、ゲームへの逃避と弱いものを殺そうとする行為から見て、あの子、日本での生活が不安だったんじゃないかな?不安だから人殺していいってゆー言い分は絶対通らないけど。それにしても、何で五歳児が一人でゲーセンに??
一人じゃなく親と来てたとか自宅がゲーセンとかでも、ちょっとそりゃ親の管理不行き届きみたいなとこも無くは無いよね。
全面的に悪いのは加害女児だけど。

質の違う犯罪をみんなまとめて少年犯罪と言う大人にがっかりしてここに舞い戻って来ちゃった鱸一浪(花の大学二回生)でした。

※何の資料も持たず書いたから怪情報入ってたらごめんなさい

私の意見はズタボロにこき下ろしていいのでみなさんの意見を
聞かせてください。m(__)mペコリ

鱸 一浪