飯島さん、おせわさまです.。おじゃまします。
アンソウルさん
指名の御意見、ありがとうございました。
私が意見を差し上げたご本人からではないので、お返事を差し控えようかと思いましたが、ご指名でもあり、凶悪犯達を語るときに意識されなければならない重要な問題を含んでいますので、お答えしておきます。
ただ、このことは、書かれたご本人に私が言いたいこと、「精神異常者、精神障害者を引き合いに出さないで表現してほしい」と言うことが通じればよいことですので、私の文章についての議論は、以後、遠慮せていただきます。
まず、引用は原文そのままに、と言うことですが、投書者の原文が非常にあいまいで、引用すれば、そのことから触れなければならないので、引用は避けました。・・・原文には、「あんな残酷極まりないことをする人は、人間ではなく、精神異常者の障害者だと思います」とあります。
投書者のこの文について、先便で、精神異常者と精神障害者を並列していると書きましたのは、単に並べて書かれているという意味で、文法的に並列だと言う意味ではありません。むしろ、文法的に並列で書かれていないことで、原文は現実とずれた間違いを犯しています。
「精神異常者」と言う言葉は、一般的な法的な限定のない言葉です。ただ、解釈の仕方、感じ方で、差別用語に類する非常に問題の多い言葉です。でも、、この事件の犯人たちのような精神の状態の人を、投書者が「精神異常者」と決め付けても、違法とは言われないかもしれません。しかし、投書のように、「精神異常者の障害者だ」といった場合には、大いに問題ありで、法律上もそうではない、と言えるでしょう。「障害者」と言う言葉は、さまざまな障害を持つ人を含みますが、福祉の立場から、医療の立場から、自己申告して法的認定がなされた人に法律で決めている呼称です。実際には、犯人たちは、「障害者」でもなければ、「精神異常者の障害者」でなどないでしょう。
心の病の人たちの現実を知らず、その人たちが背負っている呼称で、あえて異常を表現する必要はないと考えます。
ご意見板に恨みつらみを表現するときにも、かかわりのない人たちを傷つけない、常識的な言葉のチェックが必要です。
そのことが、飯島さんのご意見板を大切にすることに繋がると、私は考えます。