4歳の娘と1歳の息子を持つ母です。これまで、被害者となることも加害者となることもなく生きてきました。両親は命の尊さをしっかりと教えてくれたほうだと思います。
でも、子供を持つまで事件や人が亡くなるということはどこか他人事でした。
もしかしたら今もそうかもしれません。そのことを怖いと感じています。
そして、子供を思う親の気持ちを、命の尊さを理解できない人のいる世の中へ大切な子供たちを送り出す近い将来が怖くてたまりません。
「経験したことでなければわからない」というのもひとつの真実かもしれません。
けれど被害に遭ったことがなくてもその痛みを理解できるように、加害したことがなくてもその結果が判るように子供たちを育てていきたいと思っています。
被害者にも加害者にもならないことが「幸い」なのではなく「当たり前」であることを願います。
そういう世の中になるよう尽力されている飯島さんに敬意と感謝を伝えたくてメールしました。  
          てるこ