年末から年始にかけて日本に一時帰国したときに、堂本光一さんのジェネレーションジャップ(という番組だったと思うのですが)をたまたま見ました。そこは自殺願望のある、または自殺未遂をした少年少女や、暴走族の少年、ある病気を抱えた方、芸能人の方々が輪になってある問題について話し合うという番組でした。たまたまつけたときに武田鉄矢さんが神戸で起きた凶悪犯罪、酒鬼薔薇聖斗の被害者の母親が書いた本について話していました。被害者の母親はいまだにそばに殺された息子さんがいるような気がしてならないそうです。そのことについて武田鉄矢さんが、「酒鬼薔薇は殺したけども完璧には殺せてはいない。今だ、母親のところにいる。人間はそう簡単には殺せないんだ。」とおっしゃっていました。
飯島さん、ゆうき君は殺されたかもしれませんが、完璧には殺されていません。ゆうき君はそう簡単には殺されません。だれの心の中にも存在しています。何よりもあなたをいつまでも見守っていると思います。
また、神戸の事件の被害者の母親は酒鬼薔薇に対してこう言っています。「加害者である酒鬼薔薇には普通になってほしい。普通の人間になってほしい。そして一緒に息子の死をかんがえてほしい。そうすれば人の命の重さがわかるはず。息子の死の重さが理解できるはず。」と。
あの事件の母親は加害者に対して「死」を望んではいません。私はあの事件の加害者やゆうき君を殺した加害者たち、その他の事件で尊い命を奪った者たちには、死んで償うべきだと考えていました。しかし、この言葉を聞いて考えが変わりました。日本には終身刑がない以上、それに値する償いは死刑だと僕は思うのですが、もし日本に終身刑ができるのであれば僕は死刑よりも終身刑で一生かけて罪を償うべきだと思いました。
ゆうき君を殺した加害者たちは普通になったのでしょうか。僕はなったとは思えません。もし、普通の人間になったのであれば飯島さんは納得し、このホームページは存在しなくなるでしょう。しかし、現に存在する今日、加害者たちはいまだ普通の人間にはなっていないでしょう。
飯島さんが先に述べた番組を見ていたら申し訳ないのですがこのメールを削除してください。僕が飯島さんに伝えたかったのは武田鉄矢さんの言葉や神戸の事件の被害者の母親の考えです。
がんばってください。このような母を持ったゆうき君は幸せだと思います。
たかし。