なんとなく時間が空いたので、最近流行っていると言われる少年犯罪について検索してみました。
そこで、このサイトを見つけました。
 
私には、中学校時代に非行に走っていたという過去があります。でも、私たちの時代のいわゆる『不良』は、自分たちの正義を守ろうとするような今思えばかなり子供っぽいですが、そんな感じの不良でした。親や先生にぶたれたりもあったので、ぶたれる痛さも悔しさもわかる。
だからこそ、他人には、強すぎるような暴力は絶対にふるえない。まさに、体で知った・・・そんな少女時代でした。
 
今ではとても丸くなり、結婚も控え。こんなに人間って変わることが出来るんだなぁと 自分でも感心するくらいの更生を成し遂げました。
こんな私でも、一生懸命勉強して 会社では一目置かれるくらいの仕事をしています。
それなりに充実していた少女時代を送っていたなぁと懐かしく思います。
 
私が中学校を卒業してからまだ10年と経っていません。今では、子供たちの性質自体が全くかわってしまったかのように感じます。
現在の中高生は、痛いことを身をもって体験したことがないんですよね。。
痛い・・と言っても、ケガをするような痛さとかではなく、なんというか・・・心の痛みも伴うような痛さを。
悪いことをしたら罰せられるのは当然だって思ってないからこそ、ユウキくんの事件では、みんなが口裏を合わせたかのような供述を繰り返しているのだと感じました。この期に及んで、まだ逃げられると思ってるんでしょうか?
かけがえのない命をみんなで踏みにじって、自分だけ無事でいられると思ってるのでしょうか?
そんな感じの態度ですよね。本っ当に許せないです。
どうして大切なことがなんなのかまだわからないのでしょうか?このサイトを読んで、やりきれない気持ちでいっぱいです。
 
警察に対してもそうです。
私も、なんだかんだで警察のお世話になったことがあります。なかでも、とてもヒドイ対応を受けたことはとても印象に残っています。
それは。。。
私が痴漢にあったときのことです。電車の中ではなかなか言い出せなかったので、鉄道警察に行きました。
鉄道警察の男性は、「恐かったねぇ。どんな人だった?」 なと話を聞いたあと、「キミみたいにカワイイ子がそういう格好していると我慢できなくなるんだよ」 と、さらにセクハラのような発言をされました。その時の私の服装は、いたって普通の、スカート丈も短くない、胸元もあいてないような服でした。
 
高校生のころ、やっとの思いで捕まえた痴漢。
鉄道警察に連れて行ったあと、警察に行きました。
私は、警察の人に聞きました。「訴訟を起こせば賠償金が手に入るって本当ですか?」と。
警察の人は言いました。「そうは言っても、あの人には仕事も家族もいるからねぇ・・・」と。。
信じられません。
男は否認を続け、やっとのことで自供したようです。
素直に罪も認められないような人間に痴漢された私は傷ついているのに、家族も仕事もあるってどういうことなんだろう?
私には、犯人の名前も所在も教えられませんでした。「素直に自供したので」会社には報告しないとのことでした。
電車の中で私は辱められ、それなのにあのオトコは仕事もそのままとはどういうことなんだろう?
私には理解が出来ませんでした。
帰る間際に、キミが挑発したんじゃないの?オトコは、キミみたいな子ならすぐにその気になるよ、くらいのイヤミを言われ、さすがに頭にきました。オトコの方がみんなそういう人間ではないにしても、あの警察のオジサンは、サイアク。。
ああいう人が、のちのち若い女の子に挑発されたと勘違いして痴漢に走るんだ、と強く思ったくらいです。
 
それ以来、警察にはご厄介になってないです。
事件の大小などはまったく違いますが、傷つけられた被害者の立場を考えてくれていません。
加害者を守る警察って意味があるのでしょうか?
少なくとも、『悪いことをした』という点では しっかり罰せられなければなりませんし、ましてや家族や仕事があるのはこの世の中の人たちみんななのです。みんな家族や仕事や自分が大事だからこそ、頑張ったり我慢したりしているのです。
自分に甘い人間たちが犯罪を犯しているのです。
そんな人たちに気付かせてあげるのが警察の役目だと思うのに、ユウキくんの事件の犯人少年たちはきっと。
甘い取調べに懲りずに、また同じようなことを繰り返してしまうのではないでしょうか?
日本の警察の意味を考えてしまいます。
 
ユウキくんも生きていれば、私と同じ年頃です。
若干私のほうが年上ですが・・・。
今ではきっと天国で元気にしていると思います。
この、目頭が熱くなる事件を私は一生忘れない。
そして、警察も犯人も絶対に許さない。