寒さが日々厳しくなってきましたね。腰痛に冷えは天敵です如何かご自愛ください。
私にも母が居ります、72歳になりまして、10年程前に父を亡くし 現在実家で一人で暮らしております。最近 実家の近所に引っ越したために仕事帰りや休みの日などに寄ってはお茶を飲んだり食事をしたりしています。まだ元気ですがやはり老いたなぁ・・・。と思う今日この頃です。私もこの年になるまで反抗期やその他で親とのぶつかり合いを何度も繰り返してきました。「クソばば」と罵った事も有るし。親の信頼を平気で裏切るまねもしました。しかし、母はずっと私の母で在り続けてくれました。多分死ぬまでずっと私の母でいてくれる事と思います。飯島様も娘さんのため、友樹さんのためずっとずっとお母さんでいてあげて下さいね。
 
最近 故遠藤周作氏の著書を何冊か読み返しました。日本人の「罪」に関しての捕らえ方を扱ったもので 一寸重い内容でした。悪いことをして怒られた。もっと言ってしまうと 犯罪を犯して逮捕され警察や少年院に入れられた。そのこと自体は遣ってしまったことに対する「罰」を受けただけで決して「罪」を償ったことにならないのに 日本人はその辺の捕らえ方が違うみたいで、罪を悔いて 償うよりも 罰を受けることを恐れているようです。私なども子供の頃「ばれたらしかられる。」真っ先に心配したのがそのことでした。それで、バレちゃって親とかに叱られるて「ごめんなさい」って言ったらそれで全てが許されたような気分になって 翌日又何か別のいたずらをする。それって楽かもしれないけれども 凄く怖い事だとも思います、本当に「罪を償う」って事は犯した罪と真剣に向かい合い苦悩しながら生きて行くことなんだと思います。私の単純な頭では理解しきれない部分もありましたが久しぶりに色々考えさせられました。
 
遅くなりましたが、お誕生日おめでとう御座います。
 
さとみ