12月4日、古河市で行われました講演に参加した者です。
同じ子供を持つ親として、本当に胸がつぶれる思いでした。以前から加害者の人権と被害者の人権の問題には関心があり、疑問をもちつづけていましたが、これほどまでとは知らず、大変ショックを受けました。特に少年事件は、加害者の更正の可能性うんぬんということばかり言われ、こんなひどいことをしてもこの程度なのかという処遇がなされてきたように思います。加害者に更正する可能性もしない可能性もある、どうしてそれに気づかないのでしょう。
少年事件の犯人になった少年が、「世間が事件について忘れてしまったら、自分は許されていると思う」といった意味の記事もどこかで目にしました。自分の犯した罪の重さにもきづくことができないまま社会に戻ってきて、何が更正?加害者の将来?人のこれから何十年もあったはずの人生を奪っておいて、自分は平然と生きていけるのでしょうか。少年だからこそ、してはいけないこと、してはいけないこと、はっきりとわからせるために厳刑に処することもあっていいのではないでしょうか。
まして、18さいともなれば、男子でも結婚できる年齢です。この年齢で判断能力が未熟とかいっているのはどう考えてもおかしい。また、加害者よりも被害者が冷たい目で見られるようなことがあってはならない。人の命を奪うということは、その人の周りの人たちの人生も奪ってしまうこと。被害者の人たちがこれほどまでに強く訴えていても、法律はなかなか変わらない。
今回ご遺族となられてしまった飯島さんのお話を聞くまで、知らなかったことがたくさんありました。このような機会がなければわからなかったことばかりです。被害者にもっとやさしい社会になるよう強くのぞみます。また、飯島さん。友樹君が生まれた2月26日。私はその前日の2月25日が13歳の誕生日でしたので、はっきりとではないけれど覚えています。そして今、北川辺町と近い古河市に住んでいます。この事件について忘れることはないと思います。
今後も時々HPやメールでお会いしたいと思っています。今日は貴重なお話、またご本人にとってはとてもつらい話を、どうもありがとうございました。私に何かできることがあれば・・・と考えています。