初めまして。
私は3人の子供の母親です。
犯罪を犯した人たちがいつの時も、見えないもので保護されているように感じます。
加害者の少年たちもそうですが、その親たちも本人と一緒にこの事件の意味を考えて欲しいです。
私の息子娘が同じような目にあったとしたら・・・
私はきっと気が触れてしまったことでしょう。
子供の名前を泣いて叫んで狂ってしまったことでしょう。
それほどに母親というものは子供を大事に育てるものです。
母親の努力無くして、子供は成長していきません。
友樹くんもお母さんにそうやって育てられていたんだと思います。
お母さんの優しさを友樹くんも引き継いでいっていたんだと思います。
とても悔しいです。
そういう優しさを持ち合わせた子は、全ての人の財産になるというのに。
集団暴行という卑劣なことを平気でやってのける少年たちの中でも、大概裕福で地位のある家の子が主犯であることが多いように思います。
親が地位があると自分も偉いと勘違いをするのでしょうか?
おまけにその親も地位やお金があれば、罪でさえも逃れられると思っているのでしょうか?
私はやっぱり許してはならないと思います。
どんなにこの世が歪んでいて、そんなことがまかり通っていようとも。
窃盗についてですが、子供はよく物を盗みます。
理由はいろいろあるかもしれませんが、1・2度は必ず通っていく道です。
確かにいけないことではありますが、その時に反省して2度とやらないと心に誓えれば、一つの学習を終えることになります。
それだけのことだったのです。
しかし、それを理由に人の命を奪うなどは、秤にさえかけられないほど酷いことです。
一つの命は周りと繋がっています。
たった一つの命が絶たれただけで、その命に繋がっている人全てが不幸になります。
そんな当たり前のことが法律では考慮されていません。
どうか友樹くんの叫びをお母さんなりの方法で、若い人たちに伝え続けていって下さい。
当事者だからこそ言える言葉があると思うのです。
そうやって蒔いた種はきっといつか素晴らしい花を咲かせることになるはずです。
でもね、お母さん。
必要以上の無理はなさらないで下さいね。
友樹くん、きっと心配しています。
お母さんが倒れたりしたら、友樹くん悲しみますよ。
そして、お母さんを応援している人もみんなそう思っていると思います。
では、この辺で筆を置きます。
拙い文章ですが、読んで下さってありがとうございます。
aiko