はじめまして HIR と申します。
いや、『おしさしぶりです』かな。
飯島さんのページは数年前にも訪れたことがあり、久しぶりに三笠さんのページからのリンクで来てみました。
前回は終始泣きながら見ていたのを記憶しています。
今回、いろいろな『御意見』を読んで、私もメールさせていただきます。
まずうれしく思ったのが、高校生や中学生の若い世代に優しい気持ちの子がいっぱいいること。
その一方辛辣な、とてもキビシイ意見をお持ちの方もいらっしゃいます。
全てに目を通したわけではないですが、私が見た限りはどの意見も間違ってはいません。
どなたかが「許せない!」といっていた2828の方の意見もひとつの見方として正しいと思います。
私ならやはり逃げるか、そもそも呼び出されても行かないと思います、怖くて(^^ゞ
ただそれだけ友樹さんが誠実で優しいお子さんだったのだと思います。
加害者の不良どもに対しても、どこか信じていたのだと思います。
また、やはり忘れてはいけないのは友樹さんがすでに「窃盗」という犯罪を犯していたこと。
友樹さんが他の友人に対して「そんなことやめろよ!」と言えなかったことが悔やまれます。
バイク好きの方の意見でもありましたが、不良でなくてもバイクを盗まれれば頭に来ます。
お母さん自身が言っていましたが、もしその事実に気付いて相手に謝りに行ったりしていれば違った結果になっていたかも知れません。
ただ、何度読んでも涙が溢れそうになり、憤りを覚えるのが彼等(加害者側)の執拗な暴行の様。
どんな理由があろうと、それにもまして理由どころか面識すらない相手にあそこまで暴力を振るうというのが本当に信じられません。
理解できません。
私でも大切な人を殺されたり、暴行されたりすればその相手を金属バットでめちゃくちゃにしてやりたいと思います。
でもむしろそれはお母さんの気持ちそのものでしょう。
見ず知らずの、いや例えバイクを盗られたとしても、濡れ衣を着せられたとしても(もちろん友樹さんの場合は違いますが)、金属バットで殴る、後ろの壁面に頭を打ち付けるほど顔面を蹴るなどという行為に及ぶ精神が理解できません。
暴力団や暴走族の抗争とは理由(わけ)が違います。
それ相応の覚悟でその集団や世界に身を投じている人間ではないのですから。
友樹さんのバイクを盗ったという『罪』に対しての『罰』は受けるべきではあったと思います。
ただ犯罪と一言で言っても、物を盗んだりする犯罪と、人の命を奪う犯罪は全く別のものだと思っています。
例えかけがえのない、世界に一つしかない物を盗まれたり、壊されたりしたとしても人の命、魂、心というのはそんなモノとは比較にならないくらい尊いものだと思っています。
それ故私は「死刑賛成派」でもあります。
やはり人の命を奪った者に対してはそれなりの罰が必要だと思っています。
「犯人の命を奪っても亡くなったひとは帰ってこない」
よく言われる言葉です。
またもっともだと思う言葉でもあります。
でも納得はできません。
これは大切な人を亡くした遺族の気持ちを全く考えていません。
大切な人を亡くした遺族の方が、これを言うのであればまだ納得できます。
でも多くの、遺族の立場にないひとがこの言葉を言うのが許せない。
「おまえの家族が殺されても同じことが言えるか!」と言ってやりたい。
根底として同じ事が言えるのが今の法制度ですよね。
加害者を守ろうとする法制度。
どうして人の命を奪った犯罪者を守る必要があるのでしょうか?
全く理解できません。
お母さんもおっしゃられていますが、私も大切なひとを奪われたらその犯人を許せる自身はありません。
きっと一生許せないと思います。
お母さんも彼等(加害者)を憎み続けてください。
いつか許せると思うときが来るかもしれませんが、そのときまで
憎み続けてください。
それが人間の自然な、当たり前な感情だと思います。
それでいいのだと思います。
私も彼等や同じような犯罪者を憎み続けます。
いつか、もしお母さんが許せると思えるときが来たとしても私は許せないでしょう。
ずっと憎み続けるでしょう。
彼等と同じく、ずさんな捜査しかしていない警察も憎みます。
三笠さんの件(徳島県警)も本当に許せません。
憎いです。
人間、立場や環境によってああも醜い存在になれるのかと思うと憤りとともに哀しくなります。
「人間って、人と人ってそんなもんじゃないだろう!!」って思います。
長々とした文章で申し訳ありません。
ただ自分の気持ちを、「こういう風に思っている人もいる」ということを伝えたくてメールしました。
お母さんに辛いことを思い出させてしまうのではないかとも思いましたがとにかく思ったままを書きました。
お母さん、私に言われるまでもないでしょうが、決して友樹さんのことを忘れずに、友樹さんの事件を忘れずに生きてください。
P.S.
友樹君、お父さんも、お母さんも、みんな君のことを忘れてはいないよ。
オレはギターやってるんだ。ヘタクソだけどね(笑
オレがいつかそっちに行ったら一緒にバンドやろうぜ!