私は、今、高校3年生(17歳)です。だいぶ前に(多分あなた様の)ホームページで、初めてこの事件のことを知りました。私は、心理学、教育学に興味があり、少年犯罪の事にも関心があります。今日、久しぶりにインターネットを利用していたところ、あなた様のホームページを見つけ、拝見させて頂きました。

 私は、自分が生きてきた、このおよそ17年間の経験を、人よりも豊富だと思っております。たった17年間ですが、様々な経験をしたと、同年代の方々を見ていて思います。たかが10代の子供が、何を言うのかとお思いになられるかもしれません。勿論、私がまだまだ学ばなければならない事がたくさんある事もわかっております。しかし、他の方から見たこの私の「たった17年間」は、私にとっては「17年間」なのです。終わってみれば早いものですが、その中に私がいた事は事実であって、そこには、父や母や兄、祖父母がいて、友達がいて、そして、彼らの経験の中にも私がいるのです。それは、ただの過去や思い出となって、永遠に心に残るモノもあれば、消えて行くモノもあります。つめたい過去やつらい過去、優しい思い出。私が私に望むのは、たとえどんなにつらい過去でも、忘れないで覚えておくこと。いっその事、全て無かったことにしたいなんて決して思いたくはありません。たとえ誰かは忘れても、私は覚えて心に残しておきます。私は私や誰かが自分というモノに生まれて来た事を全てうけとめて生きていけたらと思うのです。

 勝手な事を述べさせて頂き、もし、気分を悪くされましたら申し訳ありません。
 皆様の心が少しでも癒されます事、少年犯罪の被害者の方々の立場の現状が一刻も改善されます事を願って・・・。
 もしよろしかったら日記に言葉を頂けたら嬉しいです。