前略
はじめましてこんばんわ。初めてメール差し上げます。僕の正直な意見を書かせてもらいました。もしこのメールで不快に思わせるような事があったらお許しください。それと少し長い文章ですがよろしければ読んであげてください。
 
僕は20歳の大学生です。ホームページ拝見させてもらいました。ユウキ君はドラムをやっていたんですね。僕もバンドをやっています。そして偶然にも僕が楽器を始めたのがユウキ君と同じ歳くらいの時だと思います。そして今思い返せば楽器を奏でる喜びが一番強かったのがその時期だったと思います。それは恐らくユウキ君も一緒だったと思います。そんなに将来の夢や未来に対する希望に満ち溢れていた時に亡くなってしまったユウキ君は誰よりも悔しかっただろうな。。と思うと同時に加害者の少年たちが憎くてたまりませんでした。
今回の事件や長崎の事件など今の少年たち(特に低年齢)は痛みに対する感情が欠如しているんじゃないかと思います。それは周りの環境や親のしつけ、学校における教育が確実に変化している事による影響なんだろうなと思います。しかし、最近の少年少女が皆そういう人間なのか?という問いになるとそうでもないのだろうと思います。
実は僕の歳の人たちはつい3〜4年前によく「17歳が危ない」とか「キレる17歳」などとニュースで取り上げられていた世代なんです。(神戸児童殺害事件やバスジャック事件などの犯人たちと同世代)
が、僕はキレる事もそんなになかったし、別に危ないこともしてません(笑)
正直、神戸の事件やバスジャック事件があった時は同じ歳の人間がこんな事件を起こすなんて嫌だったし、信じられなかった。そしてただ歳が一緒というだけで大人たちからそんな目で見られてるんだろうなって思うことに対しての嫌悪感みたいなのもありました。恐らく今の少年たちも同じ風に思っている子が過半数だと思います。中には危険な人間もいるかもしれませんがそれは30代でも40代でもいるでしょう。それは歳とかどうこうの問題ではありません。
これだけ長ったらしい文章の末に僕が言いたい事は
加害者が憎まれるのは当たり前だと思います。加害者は当然の報いを受けるべきだと思うし、法の裁きが不平等なら加害者が誰かに殺されても文句は無いと思ってます。それ相当のことをしてるから。しかしながらそのマトをあまりに広くしてしまうのはどうだろう?傷口を広げ病状を悪化させているのは実は社会や大人なのではないか?
ということです。
もうこんな事件まっぴらです。二度と起きてはならないと思います。それには大人や社会が変わらなければ、と思います。
最後にハタチの若僧の未熟な文章を最後まで読んでくれてありがとうございます。
被害者のご両親様、、
事件の真実を伝えるのは大事なことだと思います。これからも頑張ってください。それと身体には気をつけてください。いくらユウキ君のためとはいえ、頑張りすぎて身体を壊すことはユウキ君も望んでないと思いますから。では
 
P.N  もんち