飯島 様
 
初めまして。
私は長崎幼児殺害事件をきっかけにこのホームページを知りました。
ニュースでは、被害者の両親のコメントとして、「中学生といえども極刑に処してもらいたい心境です」(一部抜粋)とありました。
さらに自首する時間が十分あったのにしなかったことへの憤りや、少年法の改正を願う気持ちも述べておりました。
息子の命を奪われた親の感情として至極当然のことだと思います。
私が思うに、「人権・プライバシー・更生」といったきれいな言葉で加害者を擁護する
現状の法制度と被害者を救済する社会システムの不備に問題があると考えます。
 
そのような観点から飯島様の「今の法制度のおかしいと思うところ・・・」
を拝見させていただきましたが、深く共感しました。
年齢に関係なく重大犯罪は公開の刑事裁判にする。(これによる実名報道大いに結構)
さらに「プライバシーの問題だ」などとふざけたことは言わせず、必要な点は情報公開を行い、加害者には一生罪の自覚を背負わせる必要があります。
特に気になるのは、本件を含む他の少年犯罪において全員とは言いませんが、少年院を出所して、罪の意識もなくぬけぬけと暮らしている極悪人がいるということです。
いったい更生プログラムはどうなっているのでしょう?
 
飯島様のおっしゃるように日本国は法律上敵討ちは許されていません。
ハムラビ法典や江戸時代の法がこの時代適用されるわけでもありません。
だからこそ現代に暮らす我々の万人が納得するあり方を考える必要があると思います。
なのに悲しいかなこの国は、悲惨な事件が次々起こらないと何も変わらない国のようです。
でも飯島様、負けないでください。必ず今の活動が報われる日がくるはずです。
 
最後になりますが、友樹君のご冥福を心からお祈りいたします。
 
本村 信一