ペンネーム:シンガポール16年
「弱肉強食」これは昔人間が動物の本能として生きていたときに、感情もなく単に生きるために、ジャングルのライオンのようにシマウマを襲い食べている世界のことなのでしょう。そこには、貴君がいうように命には価値がないのでしょう(または、単に空腹を満足させるものだけなのでしょう)。
しかし、人間は生きることの価値を見つけ、自分の命の尊さを認識するとともに、それは他の人間の命の尊さも認識するようになったのでしょう。それは生まれてくる子供に感動し、人を愛することに心弾ませ、また病気・事故などで命を失いかけた人を救うことを喜びと感じ、少しでも生きることの価値を増やすために学ぶのでしょう。人間は、いつか死んでしまうことを知っていて、限られた時間しか与えられていないことも知っています。限られた時間だからこそ、精一杯にその時間を少しでも意味があるものとして生きているのでしょう。
もし貴君が本当に命に価値がないと考え、自分の命・他の人間の命を尊いと考えないのであれば、高校にて勉強することは何の意味もなく、アフリカのジャングルにでも行って、「弱肉強食」の中で生きたほうがいいでしょう。そこは、いつ7階建ての駐車場と同じ高いところから落とされて命を失うかもしれないし、またいつリンチにて命を奪われるかもしれない、生きることの価値の無い世界です。人間の世界とは、自分の命を尊いと考え、それと同時に他の人間の命も尊いと考えられるものの集団であり、命を奪ったものは年齢に関係なく排除しなければいけないのです。