厳しい意見になりますが、私は凶悪犯罪被害者家族に対して強い反感を持つ者としてメールさせていただきます。掲載して戴いても構いません。
まず、刑事裁判や刑務所は犯罪被害者やその家族の為にあるのではないです。社会の安定のためです。被害者やその家族の復讐心を満たすためではありません。復讐は当然厳禁ですけど、被害者や家族の気持ちを満たせる機会は民事裁判にあるはずです。
それに被害者の視点からの刑事裁判なんて矛盾しています。どの裁判も絶対に公平に行わなければいけません。被害者の視点からの「裁判」なんて被告に情状酌量や、まして無罪はありえないんだから。それは裁判ではないです。リンチです。
家族を殺されている人とはいえ、「被害者のための裁判」なんて事を言うのは日本の恥になりますから止めてください。日本は法治国家で、証拠もなく処刑したりするような国ではないんですから。
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私は一生、加害少年達はもちろん、友樹が暴行されているのを知りながら
> 知らん顔をしていた関係者全員を許すことは出来ない
!!
個人的な気持ちから言えば、それほど許せないのなら、貴方が制裁を加えたほうがいいのでは?そちらのほうがあなた自身の安定にも繋がると思います。
(むろん、被害者としての復讐心から加害少年を許せない気持ちもわからないではないが、関係者全員なんてのは明かにやりすぎ。少々身勝手だと思います)
ただし、次は関係者の親に報復を受けたって、あなたは何の文句も言えないし、仮に貴方が関係者を殺して逮捕され、私が貴方の事件を担当する裁判官なら、容赦なくあなたを死刑にします。情状は関係ありません。相手が法的責任を果たしており、私的制裁は厳禁されているにも関わらず、己の感情から社会の安定をやぶって、法を侮辱した行為は許せないからです。
現在、残念ながら加害者を謝罪に縛り付けておく法律はありません。加害者は法的処置をうける事にはなっても、被害者に謝罪を拒否したり、加害者が恋愛をしてもなんの問題もないのです。貴方にそれを止める権利はないのです。
それが気に入らないのなら「被害者のための裁判」なんて包み込んだ表現はやめて、いっそのこと、加害者は被害者の手で処刑できる又は、一生奴隷にできるなどにしましょう、と訴えたらどうですか?そちらのほうがわかりやすいです。
失礼は承知の上です。
でも被害者家族だからといって何を言っても「はい、さようでございます」では困ります。反論を許さぬ風潮は私は好みません。ここで反論している人を叩いている人は凶悪犯罪被害者の家族のいう事なら、なんでも正しいと考えているのでしょうか。それは思考停止というものです。
私は犯罪被害者家族のいう事を聞いていたら、前近代的な裁判制度になってしまうと思います。なぜなら犯罪被害者家族の望みは社会の安定ではなくて、己の復讐心を満たす事にあるからです。
ぽっくりより。