始めまして。私は、今、大学で少年法を勉強しています。一言に少年法といっても正直何処まで自分が勉強してるかは自信がありません。
とくに、私はいじめという問題を扱ってます。もちろん少年のいじめだけではなく、大人のいじめ、社会的いじめなど様々ですが、私は少年のいじめを専門的に勉強しています。

 そんな私が、こんなことをこのホームページに言っていいものかわかりませんが、少年法は、特に今の少年法は、大変時代錯誤なものと言い切ってしまえるほど、古いものになってます。
そもそも、少年法は、戦後の孤児達が、犯罪をやむ得なく犯した時、犯さざる得ない状態とのことから、いかに改心する機会を与えるか、との理念から作られたとのことです。現在、はたしてどれほどの少年が、やむ得ず犯罪を犯すでしょうか?私は、この少年法を改正できないことに、学べば、学ぶほど憤りを感じています。

 よく、犯罪に巻き込まれたり、いじめられたりするのは本人に問題があるからだ、なんていう人によく出会います。私はそれを聞くたびにで、あなたはなにがいいたいんですか?と聞きたくなる。はっきりいって私は、たとえ原因だと考えれるものがあったとしても、結果として被害者になったのなら、被害者は保護されるべき対象であるはずなのにもかかわらず、現存の法でがっちりと保護されるのは、罰せられる加害者というのが現実。なんと、被害者や、被害者の家族に配慮していない法律かと、なげくことしかできない無力感におそわれます。

 マスコミ報道にしても、被害者の名前はいち早く出るにもかかわらず、加害者は、匿名だったりと、報道そのものにも疑問ですよね・・・。

 少年法は、改正されるべきではないという人に、私が聞くのは、もし自分の子供が被害にあっても同じことをいえますか?ということ。
奇麗事だけなら誰でもいえる。果たしてどこまで、いつまで日本は奇麗事を押し通すのか?

 様々な、新しい法案を無理やりといっていいほど強引に押し通す国会議員たちにいいたい。そんな軍の法案より、もっと国民の為になる法律の改正をなぜしないのか?と。

 私は、残念ながらこれには、日本人特有の無関心さが影響しているように思えてならない。


 このページをみつけて正直うれしかった。ごへいが、あるかもしれないが、このページが在ることで少しでも多くの人が少年法の矛盾に関心をもってくれるのではないかと。この事件は、私もはっきり覚えてます。すればするほど無力感におそわれる少年法ではなくなることを祈ってます。


 最後に、ホームページの内容にはんしていたら申し訳ありません。

                                      
   P.N.タマゴ(大学四年)