弱肉強食ですか。確かにその節はありますね。今回の事件は言わば不良デビューしたての少年が暴力団候補の少年及びその従者たちに殺されてしまった。その短命さゆえにショッキングであり、これが同じ状況でチンピラがヤクザに殺されても皆さんは気にも止めなかったかもしれません。
しかしながら「自分を守れなかった友樹君 にも悪い所があったはず」というのは誤りではないでしょうか?この状況は恐らく体験した者でしか理解できないと思いますが、悪意ある大勢の中に一人でいた場合、他者に連絡すらできない場合、このような事態にまで陥ってしまった場合、自分を守る事など不可能です。アニメや映画の世界のように簡単には人は倒せませんしね。
今回、自分を守る術としてはそのような状況に陥らない様対策をとるしかなかったように思われます。しかし、恐らく遅かれ早かれ相手が相手なので上記の状況になっていたかもしれません。
貴方が述べますように、友樹君 にも悪い所があったとするならば、このような事件の種を友人達と蒔いてしまった事でしょう。
もうひとつ、死刑での人を殺すのと・・・・についてですが、受刑者は極刑に値する罪(まあ殺人がほとんどでしょう)これを既に犯しているからこそ、それに見合った罪を法によって科せられる訳でありまして、要するに因果応報って事ですよね。
それなら友樹君の罪の場合も、何故平等に「法をもってして」裁かれなかったのか?
何故罪に見合った罰ですまされなかったのか?とは思いませんか?
法をもって人を殺すのと個人としての意見を持って人を殺すことが同等とする事を認めるというのは、「俺が法だ、気分しだいで殺してやる」と言う輩も出てきますよね?とすると社会はなりたたなくなると思いませんか?
様々な意見を知ることができる場所なので、あえてここに書かせて頂きました。
P・N吉村 春雄