まずはゆうき君の御冥福をお祈りいたします。
このような行為に及んだ加害者は決して許されるものではなく、殺人罪が相当と思われます。
ゆうき君、辛かったでしょう。苦しかったでしょう。そして警察の心無い対応にうかばれなかったことでしょう。
 しかし、これは未然に防げなかったことなのでしょうか?

 他の投稿者の方々の仰る「たかがバイクの窃盗で」という意見はもっともな事であると思います。
しかしながら、少年の世界には少年のルールというものがあります。まずこれは理解しなければなりません。
この特有のルールは、法や常識などはほぼあってないようなものです。いわゆる不良少年の世界ではそれが極端に強くなります。失礼ですが、故人の行動や容姿を見る限りいわゆる不良少年という印象を少なからず感じとりえます。いやむしろ私の知る限りでの、彼ら独特の趣向を持っているといえるでしょう。
 バイクの窃盗は一度きりであるとしても、盗んだことを知りながら一緒に使っていては、彼らの中では同罪とみなされてしまう恐れが高いのです。しかも今回、初めに盗んだバイクは、ある筋から得た情報をあげますと、極めて危険性の高い少年の所持し得る物であると外見から判断できるものと聞いております。とすると、ゆうき君達はそのような世界にすでに足をつっこんでいたように見受けられてしまいます。

 彼らの世代及び世界では、バイクはとても大切なものです。実際、バイク窃盗等により、いわゆる「ヤキ入れ」は事件にならないレベルで少なからず起きております。「たかがバイクの窃盗で」などとは誰も思ってはおりませんしそれによる報復行為は意識し、又、「常識だ」と考えていると思います。
 ご両親達は、はじめの窃盗できつく問いただし、重い罰を与えるべきではなかったのでしょうか?いやそれ以前に事の起こりえるような息子さんの不良少年と呼ばれてしまうであろう行動を規制すべきだったと思います。目を見張っていれば様々な事が見えてきたかもしれません。例えば、喧嘩、カツアゲ等々があげられると思います。

 息子を不良と決めるか否かは、親ではなく周囲の人間です。不良集団と呼ばれるであろう人間と付き合うという事は、それだけ非日常的な世界に染まり得る危険性が高いのです。もし付き合うのならば、それなりの覚悟及びある所で境界線を引ける意思が必要です。既述しました通り、彼らの歪んだ常識の中では、「やられて当然」という意識を持つ人間が少なからずいることでしょう。極めて不愉快な事ではありますが、これもまた現実なのです。
 しかしながら、無抵抗の人間を死に追いやることは決して許される事ではないのは当然です。加害者の者達は、もっと重い刑に処せられるべきですし、警察の真の弱い者イジメ的な行動は、今以上に問題視されるべきです。
 最後に今一度ゆうき君の御冥福を祈りつつ、筆を置かさせて頂きます。長々と失礼致しました。

P.N 吉村春雄