はじめまして。現在30代のいわゆる‘引き篭もり’の者です。
この様な立場の者がしゃしゃり出てメールをして良いものかどうか散々迷った挙句、やはりどうしても友樹君がこの世に誕生したその日をお祝いする言葉をお送りしたくて緊張で震える手でボードを打っております。
 
昨日、初めてこちらのホーム・ページを訪れたその日が友樹君のお誕生日であった事を知り、改めて涙がこぼれました。
 
日本テレビ・NEWSプラス1での少年達による森野茂雅さん殺害事件の特集報道を観て、今尚置き去りにされ続ける犯罪被害当事者の方々の思いを目の当たりにして、また日弁連の「被害者」とはまるで「加害少年」にとっては害虫やウィルスであるかの様な姿勢には落胆を通り越し、唖然とし憤りさえ覚えました。改めてこの問題についての現在の状況を知りたく、昨日より様々なホーム・ページを読ませて頂いています。その中で傍観者であり続ける自分を恥じる思いで一杯です。
 
以前「神にしか癒すことの出来ない傷がある」という言葉を耳にしたことがあります。
 
何故、友樹君がその究極の傷を受けなければならなかったのか、ご家族の皆様が受けなければならなかったのか・・。
 
そして加害少年達をそうさせたものは何だったのか・・。
 
それは私の様な、ただ傍観者であり続ける者にも重大な責任があると、改めて気付かされました。
 
今の自分に何が出来るのか、いわれなき犯罪の被害者となってしまわれた皆様に少しでも寄り添えるよう学んでいきたいと思っています。
 
以前、まだ5歳で病気で亡くなられた男の子が残した言葉を友樹君とご家族にお送りしたいと思います。
 
「僕はね、これから神様のみもとでたくさんお仕事をするんだよ」
 
友樹君、お誕生日おめでとう。一日遅れになってしまいましたがごめんなさいね。きっと友樹君なら笑って「いいよ」って言ってくれそうな気がして・・。
 
 
PS.手前勝手な言葉でもしお心を傷つけるような事がありましたらどうかお許しください。
ご家族の皆様、季節の変わり目の気象の変化等でお身体の調子を崩されません様、どうかご自愛ください。