小さな雫 さん  はアメリカは日本と違って偏った見方をしない、というようなことを書いてらっしゃいましたね。
 
私はその前までの内容に共感していたので、その一言でとても違和感を覚えました。
 
アメリカでは日本よりも過激で残虐な少年犯罪や殺人があり、その犯人の全てがきちんと罪を償っているわけでもないし、
 
無責任にも刑務所の中の犯人の家族の中には犯人とは関係無い、という態度で生活している人もいます。
 
日本的偏見とはなんですか?もしそれが存在するとしたら、それは戦後のアメリカの占領政策によって生じたものなのではないでしょうか?
 
また、そもそも犯罪に国籍や国柄は関係無く、悪い人はどこの国の人間でも悪い、そういう人を作り出す環境はどこの国にもでき得ることだと思います。
 
国を持ち出す前に、個人の人格の問題だと思うのです。
 
親の教育方針にしてもその親の人格やそれを形成した親の親及び親を育てた地域や学校、そして現在住み子供を育てている地域性に大きく左右されていると思います。
 
本件の加害者が無分別な残虐行為を行い、また友樹がバイクを盗んだ…これは(失礼ですが)地域社会の生んだ素地と親御さんの人柄が融合されて出た結果だと思うのです。つまり加害者の親は彼らもまた無分別で我関せずな親失格の人間で、京子さんは子供のために本気で頑張っていらっしゃるような方…その差なんだと思います。子供というエフェクターを通して出た大きな差なんだと。
 
本当に学校や居住地域の選定というのは重要だし、教師の当り外れも子供にとって、そしてその子の親とその後その子の担任になった教師やクラスメイトに多大な影響を与えるのです。(学業成績や運動成績、家庭水準、暴走族の多く住んでいる地域なんかを調べてみるとよくわかると思います)
 
洗脳国家は別にして、純粋に国柄のせいで事件が発生したり、事後処理が異常な形になってしまう、ということはまず有得ません。
 
そこで質問です。
何故小さな雫 さんはアメリカなら加害者や加害者の家族の人生は日本とは全く違うとおっしゃることができるのでしょうか?
 
アメリカにも日本にも、重犯罪人が更正した事例も出所後に更なる犯罪を重ねたり、家族が責任逃れをして墓参りもしないという件もある…という上で、他に何か両者の相違点がおありなら教えてください。今後のために勉強します。