飯島京子様
 
はじめまして。
毎日寒いですね。お風邪などひいていらっしゃいませんか?
私は奈良県に住む29歳の主婦です。1歳の娘を持つ母親です。
以前よりHPを拝見させていただいております。
 
今さらではありますが…友樹くんのこと、お気の毒でした。
実は飯島さんにメ−ルを差し上げようと思い 初めてこちらのHPを見た日から少しずつ頭を整理しながら書き進めておりました。
私には弟がいるのですが、恐らく友樹くんの事件では主犯格の少年に該当するような少年を含む男たちに 凄惨なイジメに遭っていたこともあり、飯島さんにメ−ルを書こうとするたびに そのこととダブって思い出してしまって、辛くなって思うようになかなか書き進まなかったのです。
ほぼ毎日HPを拝見し、お母様のご苦労や行動を知り、事件のいきさつやその後を知り、全く頼りにならない日本警察の実態を知り(これは私の弟の時にも感じたことですが)、クソボケ加害者やその親の態度に怒りを覚え、いろんな人たちから寄せられている意見を読み…いまだ全てを読み終えておりません。
これだけのHPを立ち上げ、管理なさっているのは、本当に大変なことだと思います。
友樹くんがパワ−をくれているのですね。こんな悲しい形ではあるけれど、あなたの生きる目標を与えてくれている。
友樹くんはかわいらしい顔をされていますね。
お元気でいらしたら、きっと今ごろは男前のナイスガイになられていたと思いますよ!
私は…きっとそんな所もお母様はご自慢だったのではないかと思います。…私がそうなんです。
こんな風に、お母様にメ−ルを書こうにもなかなか書きたいように言葉がまとまらず 毎日言葉を探しているようなありさまです。
 
今ではほぼ毎日友樹くんの事を考えるようになりました。
そして…私は友樹くんに会いたくなりました。友樹くんと(に)お話がしたいのです。
飯島さん、もちろんご自宅へなどとは言いません。私にお墓参りをさせていただけないでしょうか?
事件当時の資料もありませんし、地名などはイニシャルになっているので、曖昧にしかわからないんです。
突然メ−ルして、不躾なお願いだとはよくわかっております。
そして、もし教えていただいたところで私自身いつ伺えるのかもわかりません。
それでも、友樹くんに会いたいのです。
詳しくなくても結構です。タクシ−の運転手にこう言えばわかる、というくらいで結構です。
ご無理な場合、それ以上は申しませんが、この気持ちをわかっていただけると嬉しいです…。
 
随分勝手なことばかりを書き並べてしまいました。
最後になりましたが…お母様、あまりご無理をなさらないように…と書きたいところですが、きっとその、傍から見れば無理にも見えるその気力が、あなたを動かしているのだと思います。
そしてお嬢様をお大事に…彼女もまた、救われなければならない第一の存在なのですよね…。
 
それでは失礼致します。
ペンネ−ム  まぁたん