俺の物は俺の物、お前の物も俺の物。
これがジャイアニズムです。ドラエモンのじゃいあんの言動を取って似たような言動の人を指して使う言葉です。
今、アメリカはこのジャイアニズムに浸りきって、地球の警察気取りになって他国を監視し、自分だけが核兵器や生物兵器を持つ環境を整え、その邪魔となる国々を攻撃しようとしています。
これって増長した苛めっ子の最終形態だと思いませんか?
気に入らないから殺す…という安直な考えの少年犯罪は、もしかしてアメリカの戦後政策から現在の超大国として世界に対して振りまいている影響力のせいなのでは?と思いました。では、何故今更少年犯罪が表沙汰になったか…それは花粉症と同じようなものでしょう。
今、私達はアメリカ大統領と国務次官に人殺しをしないよう諌めの言動をすべきです。
そして、最近日米で流行している残虐な少年犯罪を止めるためにはもう少し子供の環境整備や地域の人の声掛けが大切だと思います。
例えば、危ない、危ないと言って事故が起きた遊具を事故機以外もみんな取り払う…なんてことをして子供のためになるとは思いません。
むしろ、何故事故が起きて何をしなければ、どうすれば、安全にその遊具で遊べるのかを幼児や小学生・若い親御さん達に教える方が大切なことだと思うのです。
そうやって、何が危険で何なら安全か、どうすれば相手が傷つき、どうすれば互いに傷つかず問題を解決できるか、一つづつ覚えて成長した子供は人に簡単に危害を加えるような人にはならないし、親御さんも子供や地域を信用しやすくなると思うのです。
それでもって子供が大人としての自覚を持って行動できるようになるまでなんとなくでも親御さんにその子の様子が見え、地域の人にも子供達の事をなんとなく知っていただくことで、子供同士の人間関係や親子関係を客観的に見て接していただいて子供の人格の歪みや子供同士の確執の発展、過激な復讐なんてことを防げると思うんです。
ジャイアンは良いところもあるし自分の手で殴るだけで、武器で殴ったり集団リンチをしたりはしないけれど、ジャイアニズムと多額のお金と憎しみという感情が融合した時、それはとても危険なことになってしまう…。
それが今一番恐いんです。
少年犯罪の被害に遭うか、交通事故に遭うか、ミサイルに撃たれるか、自然災害に遭うか…危険がいっぱいって感じで。
私(19歳・女)は、小学校中学年(四年生)の時に上級生と同級生の男子複数人からリンチを受けたことがあり、三年生の時にはロッカーに監禁されたこともあるということを以前書きましたが、その時に将来こういう(少年犯罪大流行)の兆しを見つけて対処しなかったことを悔いています。
子供は頼れる人がいなかったり一家で地域内や親族内で浮いていたり、社会情勢が不安定だったりするととても心が揺らいで、しかも自分が恐れる相手や心酔する相手の命令なら殆どなんでも聞いてしまうきらいがあるから。
私は春に二十歳になります。
未成年ではなくなります。
この私達昭和50年代後半生れの世代、そして特に私の学年というのは丁度あの十七歳問題と言われた時のティーンエイジャー、十七歳です。
あの時も考えたけれど、今また考えています。私達の生きてきた二十年間とこれから私がすべきことを。
鱸一浪