こんにちは。民法の試験を終えてきました。勉強したのに難しかったです。
単位取れてるといいんですけどねえ(涙)
朝日新聞の「人」みました。飯島さんの顔をカラー写真ではっきり見たのは初めてですが、芯の強そうな顔をしているなあとおもいました。(^^)
よくメールでは「頑張ってください」と言う人が多いですが、私はこの台詞が嫌いです。
飯島さんは普通に生きている人より頑張っているし、精神的な負荷も想像出来かねるところだと思います。だから私はあえて、「まだ寿命まで生きていないので頑張り過ぎないでください」と言いたいと思います。
新聞と本を読んで紹介したいところがあったので聞いてください。
薬物と家族
4年ほど前に私が関わった1人の少年は優しい母親と2人で暮らしていました。
まじめで成績も優秀、前途を期待される少年でした。
ところが高校1年のときに覚せい剤と出合ってしまいました。
好奇心で1度だけと手を出した覚せい剤が、彼の人生だけでなく彼の母の人生までも破滅へと追い込みました。
最初は母親の財布からお金をこっそり盗んで覚せい剤を買っていた彼が、数ヵ月後には母親を脅し、そして暴力を奮ってまでお金を奪うようになりました。母親の前でも平気で覚せい剤を乱用する姿に、途方にくれた母親がわたしに相談してきました。
彼は覚せい剤を手に入れるお金欲しさに帰宅途中のサラリーマンを襲い、大怪我をさせ、お金を奪いました。そして逮捕され、少年院に入りました。
彼は少年院を出てすぐ自殺しました。彼の母親は、彼の逮捕後、彼が傷つけた被害者の方への賠償に日々苦しんでいたそうです。そして、彼の出所を待たず前途を悲観して自殺してしまったというのです。
彼は出所して自ら犯した罪の重さに耐え切れず数ヶ月前に彼の母親が首をつったその場所で自らの命を絶ちました。
アメリカの死刑囚が問い掛けること
山口の母子殺人事件の遺族である本村洋さんがアメリカで出会った黒人青年は18歳の時に人を射殺し、死刑判決を受けました。
彼は殺された妻と娘の写真を二人に見せたそうです。
それまで「生きたい」「もう罪を起こさない」と言っていた彼は涙ぐみ
「僕は更生出来るかもしれないけれど、写真の人は生き返らないんだよね。」
死刑判決が僕を変えた。死刑が科せられたとき、悪に染まっていた自分の心が聖に染まった。死刑が決まったとたん暴れだす奴もいたけど僕は立派に更生したんだ。
僕は最期までまっとうな精神を持って生きる。最期まで落ちぶれたくないんだ・・・・・
4ヶ月後、彼は静脈注射による死刑の執行で25年の生涯を閉じた。
死んだ2人はある意味更生したと思います。自分の罪の重さがわかったからです。
でも彼等にはもう未来はありません。死んでしまったから。
犯罪さえ犯さなければ、覚せい剤さえ手を出さなければ、彼等にも先があったし、かけがえのない人生があったんです。
犯罪は被害者は言うまでもなく、加害者にとってもこの上ない不幸です。
飯島さんに謝らず、今ものうのうと生きている加害者の少年達。
あなた達この意味がわかる?友樹くんの気持ちがわかる?死んだ二人の気持ちがわかる?
そしていつの日か”更生”したとき、自分の犯した罪の重さに耐えられる?
ぺんねーむ
サーベルタイガー