飯島さんが「バイクを盗んだだけなのに」とおっしゃっているのを「不愉快」とおっしゃった方がいらっしゃいましたが、これは(他の皆さんも書いていらっしゃるように)完全な誤解で、このHPをちゃんと読めば、息子さんがバイクを盗んだ非を認めていらっしゃることは明らかだと思います。
私が不愉快なのは、それを曲解して、「盗みくらい誰だってやるよ」 「まだ高校生だったんだから仕方ない」などと堂々と書いている一部の方々です。この人達の頭の中では、「殺された」という事実の大きさに、バイクを盗むということの悪さがかき消されているんだろう、とは理解できますが、でも“不愉快”です。
「一生懸命お金を貯めて 親のため、大事な人の為に汗水かきながら働いて 買ったバイクであったら」という、はらさんのご意見はもっともだと思います。
盗難とは違いますが、本村洋さん弥生さんの『天国からのラブレター』にも、本村洋さんのバイクが何者かに壊されてしまうというシーンがありましたよね。
本村さんは、「2人の思い出がたくさんつまったバイクが傷つけられた悲しさで、 2人してひどく落ち込んでいました。」と、書いていらっしゃいました。
しかしながら、バイクを盗んだことに対する罰は、死に至るリンチなどという形で受ける必要も必然性も、まったくなかったわけで、警察なりどこなり公的機関で罰を受ければ良かったはずです。
(実際、友樹君を殺した犯人達は、警察につかまっただけで済んだわけでしょ? 報復のリンチで殺されたりしなくて済んだわけでしょ?)
リンチという報復は不当だった、ということと、バイクを盗んでも構わないということはまったく別問題。そのあたりを、HPを読む私たちが、読み違えたり取り違えてはいけないと思います。
PALより。