飯島京子様
こんにちは。私は友樹くんと同じ歳の女子学生です。読売新聞のコラム「少年事件の闇」
とホームページを泣きながら読ませていただきました。
私は法学部生なのですが、今「少年犯罪」に興味があっていろいろ調べていました。
 最近わかってきたのは、被害者も加害者も救われなければならないということです。今日起きてるたくさんの犯罪を犯す少年達も、かつてはいじめや虐待に苦しんでいたことが多いのだそうです。彼等はどこか気持ちが欠落していると思うんです。ひとくくりには出来ないと思いますが、「相手の痛みを自分のものとして受け止める気持ち」や、「自分や他人の命の重さの認識」かなと思います。
 少し身に覚えがあるのですが、虐待やいじめによって自分の人間性を否定された人は他人の人間性も否定するようになる気がするんです。私もいじめられた経験があり、父親からの暴言によって気持ちに知らないうちに傷を抱えています。人は信用してはいけないと思っていたこともあるし、対人関係に支障を感じることも多いです。感情が欠落したり、相手や自分の心の痛みを感じないこともあります。
 私は人や物を殺めようと思ったことはありません。虫も殺せないです(笑)血を見ることはおろか、相手が少しでも痛そうな顔をしただけで手を止めると思います。
 でも、犯罪を犯す少年達の心理状態を見聞きして、自分と無関係には思えませんでした。今の自分の心の違う部分が欠落していたら私も彼等のようなことを考えていたかもしれない、そう思いました。
 それで、法学部にいる意義を考えることにもなるしネットで調べ物をしていて飯島さんのホームページを見つけました。
 正直気持ちが痛みました。大切な息子さんの友樹くんの写真や思い出を全部見ず知らずの人(←中傷メールを送ったりする悪い人もいるし)に公開するのは辛くなかったですか?調べてて「少年犯罪の加害者もかつては虐げられていた」ということがわかったけど、それでも友樹くんを暴行した人達が許せません。暴行して死なせただけでもひどいのに、加害者の少年達は飯島さんに呼び出されるまで(←新聞で読みました)誰一人自主的に謝罪にきた人はいないし、聞き出しても罪を認めなかったなんて、彼等は人間じゃない!とまで思いました。
 でも少年院で講演をした息子を暴行事件で亡くしたお母さん達の言葉には本当の「強さ」を感じました。
 少年達に投げかけたのは憎しみの言葉ではなく、「あなた方子供を被害者にも加害者にもしたくない」など、悲しみと怒りを乗り越えようとする気持ちがあらわれてたと思います。新聞を読んだときも飯島さんの「彼等の誠意を感じたとき、気持ちがどう変わるかはわからない、」「君は更生したね、これからは自分の人生を大切に生きなさい」という言葉を読んだとき、泣きました。優しさも感じました。
 だからこそ、友樹くんにひどいことをした少年達には心から反省してほしいです。本心で罪と奪った命の重さをきちんと認識して友樹くんや家族の方々に謝ってほしいと思います。
 でも、加害者が心底反省しても亡くなった友樹くんは決して戻ってきません。それがかなしいです。生きていれば彼も私と同じ19歳でいろいろなことを楽しんで生きていたはずなのに。
 加害者の少年は罪を認めて一生をかけて償う、その誠意を飯島さん達が感じ取れて心の中にいる友樹くんとそれから先の自分の人生を大切にして生きられること。
 そうなることが彼が一番望んでいることだし、喜ぶと思います。
 何だか読みづらい文章だと思いますけどここまで読んでくれてありがとうございますm(_ _)m


ペンネーム→ロックの神々