はじめまして、私は現在東京に住む23歳の会社員です。
めまぐるしく次々に事件が起こる中、まだ記憶に残っている事件の一つとしてあげられるのがこの事件でした。
私も学生時代いじめにあった事があった為でしょうか、こういう事件にはひどく敏感になってしまい、恐らく被害者やその家族の痛みの10分の1も感じる事などできていないのかもしれませんが、なぜか無償に泣きたくなるのです。
単に昔の自分を思い出して自己陶酔に浸っているだけなのかもしれませんが、このHPを見て、どうしても何かを伝えたいと思いました。
法律とかも分からないので立派な事は言えませんが、私自身こんな風に思います。
「人生はひとそれぞれ帳尻が合うように出来てる」
きっと誰かを不幸にした人はちゃんとその報復を何らかの形で受けると・・・。
息子さんを殺した犯人達があと何年生きていくか分かりませんが、一生苦しみながら生きていくと信じています。
人一人の人生を突然終わらした責任は人間として取るべきだと信じています。
普通なら残ったご家族が早く立ち直れるようにと書くのでしょうが、そんな事は私には書けませんでした。
『辛さ』は当事者にしか分かりませんが、立ち直る事がどんなに大変かは少しは分かっているつもりです。
なぜなら私自身、昔の傷から立ち直ってないからです。
思春期に起こった事件だから忘れられないだけで、たいした事ないとは思いつつも、未だに夜中に泣きながら目が醒める事があります。
一生忘れる事は出来ないのでしょう。
でも、生きてください。
辛くても生きてください。
友樹君の分まで生きてください、それが残された人が友樹君に出来る一番の事だと思います。
私は神様がいるなんて信じていませんが、きっと彼らに天罰が下ると信じています。
すみません。私事ばかりになってしまいましたが最後に友樹君のご冥福をお祈りいたします。
追記:このメールをHPに載せることはないとは思いますが、本名で載せて頂いてかまいません。
原田 麻衣子