死刑問題に続き、無期懲役刑を考えてみましょう。世間では無期懲役など15〜16年で出所出来るだろうと考えている人が殆どだと思いますが、とんでも無い。無期懲役は、ほぼ終身刑に変わっています。
40年服役の人も珍しくありません。刑務所が満員になるのも当然です。東京に新しく刑務所を建設するのもその為です。自殺防止の為の工夫もしています。ですから、無期懲役との判決が出れば、生涯刑務所暮らしです。中には物凄い模範囚を決め込んで、出所、出来る人もいますが、昔と違い、今の無期懲役は終身刑だと思って下さい。
私の言う事が嘘だと思うなら、お調べになった方がいいです。死刑囚と無期懲役囚には、プライバシーはありません。
その気になれば、幾らでも調査出来ます。反面、有期が付けば、模範囚であれば、刑期の三分の一。勤めれば自分から、仮釈放申請が出来ます。まるで天と地の違いです。ですから山口県の母子殺人事件の犯人など、その事件内容からすると、終身刑です。まず。生きて社会復帰は、ほぼ、無理です。このように、重刑を課されるのが現状です。犯罪には充分に注意して下さい。いや、ここに集まる人でそんな人はいませんがね。 秀樹