君たちには家族がいるか?
愛する親、兄弟、配偶者、或いは子供。
想像できるか?
どんな理由があったにせよ突然にそれらの愛する人を何者かによって殺され、さらに悲しみに暮れる気持ちを第三者に誹謗中傷される遺された者の憤怒を。
想像できるか?
 
無理だろうな。
 
それでも想像してみろ。
 
明日、君たちは殺される。
殺されるに値する適当な理由があるわけだ。
そして君たちの家族は悲しみに暮れる。
その家族がいわれの無い中傷の言葉にさらされる。
 
でも、君たちの家族の何人かは思う。
「誰を責めても仕方が無い。殺されても文句は言えない…」
 
  ゆうき君のお母さんへ。
 
今の世の中いろいろな人間がいます。
どうしようもない事実であります。
 
ゆうき君の犯したありふれた過ちを、彼が生きていて大人になったときには
自分の過去の過ちを人知れず「恥ずべき行為だった」と後悔もしたでしょう。
私自身がそうであったように。
人間なんてそんなもんだと思います。
 
どうぞ前向きにお過ごし下さい。
 
最後にゆうき君のご冥福をお祈り致します。
 
愛知県 36歳 ありふれたサラリーマンより