はじめまして。
昨晩の”スーパーテレビ”の放送を見させて頂きました。
今現在の日本の警察に対して、心から信頼を寄せている日本人の方が少ない悲しい現状があります。
警察のみならず、法を作る政治家に対しても同じです。
そして、子供達の心を育てる教育者や地域さえ歪んでしまっています。
”自分さえ良ければいい””安全な仲間の中でしか動けない個人”そんな考えが日本中にモラルを無くしてしまっています。
私は今小学2年生と3歳の二人の子供を持つ普通の主婦をしています。
私が小学・中学時代は”校内暴力”という言葉が世間でよく使われていました。
学校では窓ガラスが毎日のように割られ、ベランダからは唾が降って来る。
気に入らない奴はトイレや屋上に呼び出され、殴られたり閉じ込めて水をかけられたり…
怖い先生の授業はおとなしくても、注意をしない先生の授業は誰一人聞いている生徒はいませんでした。
その頃の私を思い出すと、やはり悲しいことに”まじめはかっこ悪い” ”悪いフリをしていないと自分がやられる”という考えがありました。
自分の考えを出そうなんてもってのほかだったのです。
ところが、高校では違いました。
偏差値はそれほど高くも無い学校でしたが、個人の自由があったように思います。
”不良”と呼ばれる格好をした生徒と”まじめ”な生徒が何の隔たりも無く普通に話をしていました。
私の知っている限り”いじめ”のかけらもありませんでした。
同じ団体生活なのに何が違うのかよく分かりません。
授業ごとに教室を生徒が移動する大学の様な雰囲気と昼食はお弁当だったり外で買ったりして自分の好きな仲間と好きな場所で食べるという事ぐらいしか変わりないのですが、生徒として今までとは違う自由を感じた事は確かです。
何もかも”この場所でこうしなければいけない”というのでは縛られてばかりで何の心も育たない気がします。
これからの日本の教育に対して私はもっともっと個人の自由や主張を出来る場を与えるものであって欲しいと思っています。
団体ばかりでまとめようとすると、個人の考えをかき消し、個人が主張する事を”恥ずかしい事”と思う雰囲気が生まれてしまうからです。
その結果、”意見の合わない奴はシメル””ハブにする”などという考えが出てきてしまうと思います。
友樹君をこんなに苦しいめにあわせてしまった少年達は絶対に許せません。
しかし、この少年達を作り上げてしまった周りの人々や環境がもっと許せません。
生まれて来た時はみんなかわいい赤ん坊だったはずなのに…
もっと愛のある日本が今の子供達に必要なのではないでしょうか…
親として自分の子供や子供の友達が、この少年達の様な心を持たないように愛のある子育てをしていきたいと思います。
もう二度とこんな悲しい事件を繰り返さない為に…
お母さんもどうぞお身体に気を付けて、友樹君の為にこれからも頑張って下さい。